一部 38話 不当な裁判

 次の日


「ではこれより、元騎士団長ベルディア、そして冒険者サトー・マサキが共謀し、国家転覆を企んでいた件について――」

「なんでこうなるんだよ!! ふざけんな! なんで俺まで裁判にかけられないといけないんだよ! っていうか罪が重くなってるんだが!?」


 弁護人から被告人になってしまった俺が叫ぶと。


「静粛に、被告人マサキ」


 裁判長に怒られる。

 あのクソアマ。絶対に泣かしてやるからな。


「お前を少しでも信じた俺が馬鹿だったわ」

「んだとこのスケベオヤジ! お前が下らんセクハラさえしなければ! そもそもこんな事にはならなかったんだぞ!!」


 仲良くセットで被告人の席に立たされた俺とベルディアだった。




「新しい証拠が見つかりました。これこそサトー・マサキが罪人であるという証拠です! では証人の方、どうぞ」


 ビクビクしながら、一人の女性が入ってくる。

 こ、この女は……!

 誰?

 見たことないぞ? こんな奴。どうせ弱い冒険者の一人だろう。雑魚が何を言っても……。

「わ、私見たんです……。あ、あのサトー・マサキが、他の冒険者の倒したモンスターの死骸を、こっそり奪ってたのを……。でも怖くていい出せなくて」


 猫耳のような髪型の、盗賊っぽい少女がそう告げた。


「勇気ある証言ありがとうございます!」


 しまった! 慎重に慎重を重ねたつもりが……まさか目撃者がいたとは……。


「ち、違う! 何かの間違いだ! 見間違い――」

 慌てて言い返すも。


 ――チリーン。


 やっちゃった。そして鳴っちゃった。


「マ、マサキ! おめーだったのか! モンスターの素材を勝手に奪ってた犯人は!」

「ゆ、許せねえ! こいつ最低だ! 人が苦労して倒したモンスターを勝手に持ってったのはテメーか!」

「裁判なんて関係ねえ! 殺してやる!」


 傍聴席で叫ぶ冒険者たち。


「マサキ、今の話は本当か!?」


 ベルディアが睨みつけてくる。


「ちょ、ちょっと待て! 誤解だ! 話せばわかる!」


 ――チリーン。


「ごめーんね!」


 てへぺろ。


「合点がいったぞ。人のモンスターを奪った犯人をいくら捜しても、尻尾すら掴めなかったのがな。いくらパトロールを増やしても、すでに略奪された後だった。そういえばお前は確か、被害者の側としてパトロールにも参加してたな。その情報を賊に流していたのか。すっかり騙されたぞ。騎士として最後の仕事だ。この場で成敗してくれる!」

「や、やめろお!」


 ファイティングポーズをとるベルディアから、必死で逃げようとする。


「よおし、いいぜ! 裁判長! そいつを今すぐ処刑しろ!」

「そうだ! そんな奴生かしておいたら何を仕出かすかわからねえ!」

「街のためにやっちまえ!!」


 ヒートアップする街の住民達。彼らも俺が起こした騒動には相当困り果てていたからだ。


「んだとてめえら! 言ってくれるじゃねえか! そもそもお前らが俺たちの狩り場を破壊したのが悪いんじゃねえか! あの時誓ったんだよ! 絶対このツケは払ってもらうってな! 大体犯人の目星は付いてたんだぞ!? しかも止めもせず黙ってみてただろ! そいつらを一人ひとり呼び出して、アルタリアの拷問スペシャルにかけてやってもよかったんだ! だが心優しき俺は、金だけで済ませてやったんだよ! ざけんじゃねーぞクズ共!」


 逆ギレして街のクズどもに言い返す。


「クズだと! お前には言われたくねえよ!」

「殺せ! 殺せ!」

「こんな茶番はうんざりだ! てめえらかかってきやがれ! 裁判がなんだ! ぶち壊してやる!」


 今にも襲いかかろうとする街の住民に、俺も魔力を込めて戦闘準備を取った。


「静粛に! 静粛に! 何でこの街の住民は! みんな勝手に発言するんだ! 裁判をなんだと思ってる!?」

「うるせー! ハゲ! マサキをぶっ殺すんだ! 邪魔すんじゃねえ!」


 裁判長が必死で小槌を鳴らすが、興奮した住民達は聞く耳を持たない。それどころか言い返す始末だった。


「その裁判! 待った!!」


 もはや乱闘寸前、その時だった。


「遅れてすまない。だがどうやら間に合ったようだ。こんな裁判、最初から間違っていたのだ」


 そこには一人の女性が立っていた。


「……! あ、あなたは!?」


 彼女の姿をみて驚く裁判長と検察官。

 ラビッシュだった。いつもの戦士姿ではない。その姿は女性用のドレスに身を包み、彼女本来の姿、貴族の格好をしていた。


「ラビッシュ……」

「ラビッシュさん……」


 彼女の姿を見て、落ち着きを取り戻す町の住民。


「すまない、ベルディア。そしてマサキよ。私が不甲斐ないばかりに、こんなことになってしまって。病気の父上に付きっ切りになっていて、街でこんな騒ぎになっているとは思わなかった。だがもうここまでだ。父上に代わり、この裁判を預からせてもらう」


 いつもの挙動不審なキャラではなく、はっきりとした口調で、


「ベルディアは無実だ! 私が証言しよう! そして街のみな、今まで黙っていてすまなかった。私の本当の名前は――」

「アンナ・フィランテ」

「アンナ家のお嬢様だろ?」

「ぶっちゃけこの街の人間はみんな気付いているよ」


 彼女が正体を明かそうとする前に、街の住民達が先に答えを言った。


「えっ!?」


 素っ頓狂な声をあげるラビッシュ。 


「え、まさかお前達? 気付いてたの? 私の正体に? まさか!? なぜ?」

 信じられないといった顔でみんなに聞くアンナ嬢。


「なぜって? バレバレですやん」

「みんな知ってたけど触れなかったんだよ」

「だって、ねえ? 可愛そうじゃない?」


 口々に答えるアクセルの住民達。


「マ、マサキ? お前もか? 違うよな? 同じこの町のワルな冒険者として、色々語り合ったあの時間は嘘じゃないよな?」


 涙目になりながら俺のほうを向くラビッシュ。


「い、いや……全く気付きませんでしたよ、ラビッシュお嬢様」


 ――チリーン。

 鐘が鳴った。


「うわあああああああん! 恥ずかしい! バレバレだったなんて! ってことはみんな気を使ってくれてたの? 私は町一番のワルの振りしてたのも? とんだピエロじゃないか!? うわあああん!」


 ラビッシュは顔を真っ赤にして泣きながら逃げ出した。


「おい! ちょま! 俺の証言は!? 無実を証明してくれるんじゃ?」


 ベルディアが必死で叫ぶが、ラビッシュはよほどショックだったようですでに遠くに立ち去った後だった。




「コホン、では裁判を続けます」


 ラビッシュが去った後、裁判長が小槌を鳴らしていった。


「おいどうすんだよコレ」


 俺たちの目の前に救世主が現れたと思ったら、あっという間にどっかに行ってしまった。


「も、もう終わりだ。まさかこんなことになるとは……」


 無念そうなベルディア。



「こーろーせー! こーろーせー!」

「つーるーせ! つーるーせ!」


 住民達も、ベルディアはともかく俺の処刑には賛成のようだ。

 もうこうなったら……アレしかない。最後の手段を使うか。アレを使えばこの俺のこの街での立場は最悪になる。だから本当なら使いたくは無いが、命がかかっているこの状況じゃあ仕方ない。


「わかりました! 素直に罪を認めます! 全て私がやりました!」

「ほう、以外ですねサトー・マサキ。あなたならもっと見苦しく反論してくると思ったんですがね。拍子抜けです」

「私がやりました! 全部話します!」


 観念したふりをして、もう全部証言してやることにした。

 嘘を見抜く魔道具、これは諸刃の剣だということを教えてやろう。



「そもそもこのマサキとか言う奴さえいなければよ! ウチのベルディア隊長だって魔が刺したりしなかったんだ。全部この悪魔の手先がいけねえんだ!」


 ベルディア騎士団の生き残り、副官を務めていた男が言った。


「ほう、言ってくれるじゃないか、君。ところで一つ聞きたいことがあったんだ。なぁ? 不倫って楽しいか? NTRってどんな気分?」

「はっ!?」


 俺の言葉に真っ青になる副官。


「い、いったいなんのことを言ってる!?」


 そんな彼に。


「ヤレヤレ。やれやれだよ。団長は変態だが副官も副官だよ。人の奥さんに手を出すとはなあ。やっぱろくな奴いねえなベルディア騎士団って」


 追撃を食らわせた。


「ち、違う! こいつはでたらめを言ってる!」


 ――チリーン。


 嘘を見抜く魔道具の前には、彼の必死な弁解も無意味だった。


「サトー・マサキ! もっと詳しくお願いします!」


 興味を持つサナーに。


「どうしよっかなー。これ以上言ったら困る人でそうだしな。でも言っちゃおっかな? どうせこの後俺殺されるし。死ぬ前に言っちゃおっかな?」

 懇願するような眼差しを向けてくる副官。


「この騎士も最低な男だな!」


 うろたえる騎士を見て、冒険者がはき捨てると。


「おおっと君は、仲間の金をギャンブルで勝手に使い込んだ男じゃないか」

「はぁ!? そんなことしねーよ!」


 ――チリーン。


「おいそこのイケメン君! ちょっとばかし顔がいいからって、ハーレム気取りかよ! あやかりたいねえ!」


 今度はイケメンに言い放った。


「マサキは何を言っているんだ? 彼のパーティーは女性一人だよな?」


 こいつはパーティーこそ女性一人だが、他のところで別の冒険者を口説きまくってるのを知ってるのだ。


「おい! なんか言えよ!」

「僕は彼女一筋だ!」


 ――チリーン。


「魚屋の店主さん、いくら最近売上がかんばしくないからって、アレに手をだしたら駄目だろ。アレはアウトだろ」

「な、なんの話だ? アレってなんだ?」


 ――チリーン。


「これだから男は! まったくどいつもこいつも情けないねえ!」


 年配の主婦が叫ぶと


「おいババア! 調子にのんなよ? お前主人に気付かないところでへそくりためて、その首につけてるアクセサリー買ったよな? 本当の値段を言ってみろ!? いくらしたかここで答えてみろ!」

「おいお前! それは2000エリスじゃなかったのか!?」


 夫が問いただすも。


「え!? まぁ少し安めに言ったけど……本当は1万エリス――」


 ――チリーン。



「もうやめてよぅ! マサキ! 街のみんなを困らせないでよぅ! みんなが悲しむと、ゎたしも悲しいの!?」


 ピンクのツインテールという、正統派ヒロインみたいな見た目をしているフリフリ衣装の女が、そんな事を言ってきたので。


「お前さあ、男ばっかのパーティーに入っては色んなモンを貢いでもらってるよな? っていうかその喋り方も演技だろ? このクソビッチ! 本当はレベル高いくせにいつまでも初心者の振りしやがって!」

「や、やだぁ。ゎたしそんなことしないモン」


 ――チリーン。



「大人って最低! 嘘ばっか付いてる!」


 少年が街のこの有様を見て、残念そうにボヤくと。


「おいそこのクソガキ! お前ら秘密基地でこっそりモンスター育ててるだろ!? 子供だからって何しても許されると思うなよ!? っていうかお前らが育てているそのモンスター、何の子供か知ってんのか!? 街をパニックにする気か!?」

「し、知らないよ! モンスターなんて知らないや!」


 ――チリーン。



 やがて、あたりは静寂に包まれた。

 誰一人口を開くものはいなくなった。

 俺はアクセルで裏稼業もこなしていた。

 そうなると自然とヤバイ情報や、秘密にしときたい話が耳に入ってくる。

 あんなことや、こんなこと、いっぱい色々。

 さっき言ったのはほんの一部にすぎなかったが。この小さな町で、この俺の目から逃れられると思うなよ。


「ほほう、どうやらサトー・マサキ。色々と知っているみたいですね。残さず話してください。この街の犯罪者をまとめてあぶりだすことが出来そうです」


 サナーは致命的な間違いを犯した。彼女の発言は即ち、この街全員を敵に回すのと同義語だった。歯軋りする街の住民達。その愚かな正義感が彼女を滅ぼすのだ。


 では最後にとどめと行くか。


「アルタリアーーー!!」

「なんだマサキ!?」


 ぶっころセイダーに向けて叫ぶ。


「どうやら俺の人生もここまでだ。国家転覆罪で処刑されるらしい。だがやるなら最後まで戦って死にたい! 人暴れするぞ! まずはこの裁判をぶっ壊すぜ! これこそがG級クエストだ!」

「いいぞ! 楽しそうだな! 付き合ってやる!」


 剣を抜くアルタリア。ちなみに彼女の剣はかってバラモンドが使っていた剣だ。気味が悪いとみんな遠慮していたのをアルタリアが貰った。


「よ、よせ! その女を止めろ!」


 裁判官がアルタリアに釘付けになってる隙に。今度は。



「マリンーーー!!」

「どうしましたかマサキ!?」


 次はカルトプリーストに。 


「俺の腐った魂は、そう簡単には浄化できないだろう! だから俺が死んだら、お前の故郷からアクシズ教徒の団体さんを連れてきてくれ!」

「わかりましたわ! マサキの魂が無事アクア様の元へ届くよう、アルカンレティアからとびきりのプリーストたちを呼んできますね!」

「あ、アクシズ教徒の団体……」


 マリンとの会話で、アクセルの住民が青ざめた。今までの経験から確信した。間違いなくアクシズ教徒は恐れられている。そんな団体がくるとなれば、とんでもない自体になるのは予想が付いた。


「レイーーー!!」

「どこまでもお供しますよマサキ様!」


 最後に、俺の最終兵器へと話しかけた。


「なぁレイ、この前キールのダンジョンを家捜ししたときさ、リッチーになる方法が書かれた禁断の魔道書を回収したよな? それ使っていいよ」

「嘘だよなマサキ? そんな魔道書なんて存在しないよな?」

「あるよ」


 鐘は鳴らなかった。


「いいでしょう! 魔王幹部を倒したマサキ様を処刑しようとするなんて! こんな街、いやこんな国滅んだ方がいいですね。私がリッチーとなったら、キール以上の……いえバラモンドをも凌ぐ、この国に大いなる災いをもたらす存在になります!」

 レイがなにかブツブツ唱え始め、辺りに邪悪な魔力が満ちていった。


「ひ、ヒイッ!」


 ここまでやったところで、街の残りの連中。つまり無罪の者たちも怯え始めた。もし仮に俺を処刑すれば、待っているのはアルタリアの暴走、アクシズ教徒の侵略、そしてリッチーと化したレイの呪いだ。この街、いやこの町だけではすまないかもしれない。全てが破滅するのが目に見える。


「な、なあ? そもそもこんな判決間違ってねえか?」


 ――チリーン。


「街の救世主であるマサキを殺すなんて、そんなの許せねえよ!」


 ――チリーン。


「我らが英雄マサキを、裁判所から引き釣りおろせ!」


 ――チリーン。


「俺はマサキのことを尊敬してたからな! 何が何でも阻止するぜ」


 ――チリーン。

「マサキかっこいい! イケメン!」


 ――チリーン。


 心にも無いことを、掌を返したように住民達が次々と述べた。

 今再び、街の人間の心は一つとなった! バラモンドを倒したときと同じように。大人も子供も老人も、男女の区別も無く。冒険者も、商人も、労働者も、普通の住民も。そして彼らの怒りは、この裁判所へと向けられた。

 暴徒と化した町の住民は、検察官、裁判官たちに襲い掛かった。


「ヒイッ! 止めなさい! 警察は!? この街の警察は何をやってるのです!?」


 警察は暴動を止めようとするが。


「賄賂、脱税、横領、捏造、冤罪」


 俺が不思議な呪文を唱えると、逆に住民達に加勢し、一緒になって裁判所に襲い掛かった。やっぱ心当たりあるんだな。

 

「こんな不当な裁判! ぶっ壊した方がいい!」

「調書を燃やせ! 記録を消せ!」

「この裁判自体! 無かったことにしろ!」


 特に俺に罪をばらされたやつらは必死だ。



「なにをする! 貴様ら! 全員国家反逆罪で処刑してやる! 騎士を呼べえ!」


 サナーは必死で暴動から逃げようとするが。


「やれるものならやってみろ! このクソ女!」

「お前の言うことは全部でたらめだ!」

「誰も悪くない。この町の住民はみんな善人ばかりだ!」

「悪いのは全部この調査員の女だ!」


 このまま裁判が続けば、自分たちまで火の粉が降りかかってくると気付いた住民は逆上して暴れまわった。もはや騎士が来ようが止められない状況だった。

 チリーン。チリーン。チリーン。チリーン。チリーン。チリーン。チリーン。チリーン。チリーン。

 壊れたようになり続ける魔道具


「この、嘘を看破する魔道具が証拠です! よってあなた達、全員――」

 ――パキン!

 あまりに酷使されすぎたのか、ベルのクラッパーがへし折れた。


「まさか壊れるとはな! もう嘘を見抜く魔道具は無いぞ! サナー、お前の負けだ! 俺の今まで蓄えた知識を思い知ったか! これが知識! 知識とは力だ! そしてこれがこの使い方だ! 命が惜しくば! ここから黙って立ち去るんだな!」


 裁判所の机の上に立ち、勝利宣言をした。


「おのれええ! サトーマサキ! 覚えていろ! 正義はお前のような悪には屈しない! 必ず裁きを下してやるからな」


 涙目で言い返すサナーだったが、もはや何も出来まい。裁判所は徹底して破壊され、裁判長と検察官は騎士に守られながらも、命からがらこの街から脱出した。



 この騒動はのち、アクセル大冤罪事件と呼ばれた。

 裁判が武力によって潰されたのを国は認めるわけにはいかなかったため、検察官が無実の人物を担ぎ出し、それに怒った住民が激怒したという風に発表された。

 王都や他の町では、ここで魔王幹部のバラモンドを倒されたことを知っていたため、アクセルの民に同情的だった。

 世論も考えた結果、暴動を起こしたアクセルの民はお咎めなしとなった。

 また司法関係者にとって、この日は司法の限界の日として記録された。



 ただ裁判所の方もただでは収まらず、暴動の責任を取らされる形で、ベルディアは処刑されてしまった。

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