中学生時代

中学は隣の小学校と合併し、単純に人数が2倍になる。


当然異性を気にして女子同士の恋バナは後を絶たない。

私もその内の1人である。


女扱いされたくないと言いながらも、初恋は小学3年生ぐらいで、

それなりに恋多き方だったと思う。


中学生になり、始まったのは先生イジメ、髪染め、ピアス、サボり、いわゆるヤンキーもどきである。


もどきと呼ぶのは何故かと言うと、田舎だったので本当のヤンキーを知っているからだ。

あの人たちの前で、自分をヤンキーだったとは言えない。。


そんなレベルではあったものの、公務員、専業主婦のお固い私の親からすると

大問題児である。


ピアスやサボりがバレて母は先生からの呼び出しは何度もあったし、

世間体を人一倍気にする母からすると、私の存在はとても許せなかったと思う。


家に帰れば当然母はヒステリックに怒り、父が帰るとまた父に怒られる。

朝から晩まで働いている父は、帰ってから母に私の事を怒るように言われるのだろう。


自分が原因ながら、今思うと本当に「あ〜しんど。」って感じだろう。


夜寝る頃、父と母の喧嘩が聞こえてくる。

ドラマなどで良くみる「お前がちゃんと見てないから〜」「仕事ばっかり〜」

あまり覚えてはいないが、そんな内容だったのだろう。


その度に「どうか仲直りしてくれます様に」と神様にお願いをした。

自分のせいで両親が喧嘩するのは嫌だった。

なんて自分勝手なお願いだ。

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