男子高校生
@nyoro0122
プロローグ 新しい世界!!!
4月初旬、桜並木の中、りょうたは友人の拓哉と話していた
「いやぁ、拓哉がいてよかった~」
「なんで?」
「いや、俺って結構こういうの緊張する方だからさ、もし一人だったら今頃まだ家のトイレにいたかもしれないよ」
拓哉は何かを思い出したかのように笑いながら
「お前中学の入学式でも...ㇰㇲㇰㇲ」
りょうたは顔を赤らめ下を向いてしまった。
中学校の思い出を話し合いお互い緊張が解けた頃『多摩金高等学校』と書かれた大きな門の前についた二人は目を大きく見開きこういった
「ここが...僕たちの...学校」
門から正面玄関まで横幅10メートル、長さで言えば100メートルはあるだろうか長い道が人で見えなくなるほどの人がいるのだ。そう、この学校は国内有数のマンモス高校なのだ。その人の多さに少し引いている拓哉の横でりょうたは目を輝かせていた。淡い不安を隠すほどのわくわくがりょうたの心を埋め尽くしていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます