特務機関レポート1

防衛省直下特別任務遂行課

「特務機関について」



 日本皇国に名だたる特務機関について記す。

 西暦20××年、『勇者ブレイブ』伝説の崩壊によりその設立は急務となった。皇国各地に散らばる猛者、それもウォーパーツへの適合の兆しがある者が次々とスカウトされる。


 設立の立役者は、地方領邦に追放されていた高見女史。かつて軍事顧問として国防の中枢を担っていた女傑が電撃復帰を果たした形となる。

 もたらされた切り札は、人類戦士。他、四人の臨界者を引き連れて特務一課を設立。

 目覚ましい快進撃に、失墜しかけた頂機関が待ったをかけた。付け足すように設立されたのは風雲児司令率いる特務二課。デビル戦線の前線に立つこととなる。

 指定変異災害デビル。その存在は国体を変えるに足る脅威だった。


 以下では、特務機関所属のヒーローに関する情報を、謎の美女ライターKが記述していく。

 機密事項につき、漏洩厳禁である旨を追記する。

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