第7話
すぐに『注文の多い料理店』へ向かうと、まだ昼前なので、普通に人間用にお店が開いていた。
話には聞いていたけど、なかなかの盛況ぷりだった。
「すごっ、外まで人が並んでいるよ」
この中に入って行くのは気が引けるな。
あたしがおろおろしていると、ベストを着込んだ白ネコが足元にすり寄って来た。
「もしかしてアル?」
いつもと違って四本足で歩いているので、本当にアルなのか不安になる。
そのネコはあたしの言葉に、「ニャ!」と短く鳴いて答えた。
そして、付いて来いと言わんばかりに、こちらをちょいちょい振り返りながら、進んでいく。
あたしはそれについていくと、お店の裏口にたどり着いた。
簡素なドアを開けて中に入ると、
「じゃ、マトさんはこちらで預かるニャ!」
急に話し始めた。
「わっ、いきなり話すからビックリするじゃない!」
「んん、すまないニャ」
「まぁ、いいわ。それじゃ、マトは預けるわね」
「わかったニャ。良子さんはまた夜にでも?」
「今日は塾がないから夕方には来るわ」
あたしはアルにマトを渡すと、一度家へと戻った。
※※※
ラムちゃんの問題もこれでほぼ片付き、あたしは安心しきっていたが、ランドセルを見たとたん、通信簿のことを思い出してしまった。
「やばい忘れてた」
ここは当初の予定通り、『注文の多い料理店』で大将にお知恵をお借りするしかないわね!
「で、何かいい方法はないかしら?」
「ああ、仲直りの仕方ですか?」
「そっちじゃなくて!」
今回はダイにも手伝ってもらったし、話をするのはダイが来てからにしようということになり、それまでの時間、今日の昼間の話も交えながら、あたしの方の問題を片付けるべく、大将たちに通信簿の相談を持ちかけてみた。
「捨てるのも、バレないように持ち帰るのも今の話はどっちも悪魔ニャ」
率直な感想を言うアルを無視してあたしは大将に何かないかと期待のまなざしを向ける。
「難しそうな注文ですね。とりあえず、通信簿見せてもらっていいですか?」
あたしは大将に言われるがまま、通信簿を渡す。
「まだ、算数の教科書に挟んだままなんですか」
大将は苦笑いを浮かべながら受け取ると、パラパラと開いて通信簿を探しあてる。
「あ、これですね」
中身を見て数分。大将の口から出た初めの言葉は、
「今って、5段階評価なんですね! 自分の頃は3段階でしたよ」
そうじゃなくて!!
あたしが不満に思ったのを察してか、大将は慌てて付け足すように言った。
「でも、これ、そんなに悪い評価だとは思わないけど……」
「2は完全に悪いでしょ!」
「あ~、そっか!」
大将は何か思いついたらしく、声を上げる。
これは、あたし、なんとかなる流れじゃ!
これから大将の打開策が聞けると思ったその時、
「やぁ、遅くなったナァ!」
という声と共にペットドアからダイが入ってきた。
いいところで!
あたしはなんとか声に出さずに我慢した。
なんとか笑顔を作ってダイの方を見ると、
「良子さん、怒ってますかナァ」
とビクビクしている。
おかしいな、ちゃんと笑顔のはずなんだけど……。
「それでは、マトさんをつれてきますニャ」
アルはそう言うと、お店の裏側へ消えていった。
少しすると、アルはマトを連れて来た。
明らかに不機嫌そうなマトに向かって、あたしは笑顔で手を振る。
「マト~、さっきはごめんねぇ」
そういえば、山田さん家で触らせてもらったとき、マトは頭をなでられるのが好きだったのを思い出し、あたしが子ネコ目がけて手を伸ばそうとすると、スッと避けられた。
2度、3度繰り返し全部空振りだった。
悲しみにくれ、いつものカウンターに戻る。
「マスター、ミルクを一杯」
大将は何も言わず、あたしに牛乳をついでくれた。
「大人に、なったのね」
自棄で牛乳をゴクゴクと一気に飲み干すと、気を取り直して、本題へと入る。
「さて、それじゃ、本題に移るわよ! さぁ、マト! 大人しく山田さん家へ帰りなさい!」
「ミー!」
力強い鳴き声が返ってきたが、何を言っているのかわからない。
「アル。なんて言ったの?」
アルはすぐに、「イヤだ!」と答えた。
「ちょっと、なんて言ったか教えてくれてもいいじゃない!」
あたしが水玉のベストに掴みかかると、
「ち、違うニャ。マトさんがイヤだって言ったニャ!」
「あ、なるほど!」
あたしは手を離すと、ベストのしわを伸ばしながら、「ごめんね」と謝った。
「ところでさ、マトは言葉話せないの?」
「ボクらが話せるのは長年人間の言葉を聞いていたからニャ。子ネコだと教えてもわからない可能性が高いニャ」
「ふ~ん。そういうものなのね。ならアル、通訳お願い」
あたしはアルにさらっとお願いすると、再びマトに声をかけた。
「マト、なんでイヤなの?」
マトは、今度は何度か鳴いて何かを伝えようとする。
「お母さんが怒っているから帰りたくないニャ! それに、わざとじゃないのにあんなに
怒らなくてもいいじゃないかニャ! って言ってるニャ」
「ラムちゃん、もう怒ってないわよ。それどころかあなたのこと心配していたけど」
「信じないニャ」
マトの言葉をアルが通訳するのもだんだん慣れて普通にしゃべっているように話せるようになってきた。
「確かに失くしたときは悪かったと思ったニャ。でもすぐに飼い主が新しいネズミを持ってきてくれて、お母さん忘れていたみたいだったニャ。だから、言わなくてもいいかな~って思っていたら、出てきたらぼくのこといきなり怒るんだもんニャ! きっとぼくのことなんかネズミよりどうでもいいんだニャ!」
「それはヒドイわね! 大人っていつもそうよね。こっちの言い分は聞かないで怒ってばっかりで! これはラムちゃんと直接対決するしかないわ!」
「ニャ! なんで良子さんが白熱してるニャ! ちゃんと仲直りさせるんじゃなかったのかニャ!?」
「あたしだってお母さんに怒られるのイヤだもん!」
あたしは思いのたけを述べる。
「良子さん。今の自分の境遇が明日はわが身なだけに必死ニャね」
アルはあきれたように言うと肩を落とした。
「ほら、ダイ、ラムちゃんを連れてきて!」
「えっ!? 今かナァ?」
「うん。今!」
ダイはしぶしぶ出て行った。
「さて、それじゃ、待っている間、大将! 通信簿どうすればいいか教えて~」
あたしはわらにもすがる思いで、大将へとすがった。
「ああ、その件ですが、たぶん、そのまま渡しても大丈夫ですよ」
「え? なんで?」
「大人は評価で気にするのは国語、算数、理科、社会、なんだよ。それらが3ってことはそんなに悪いとは思わないけど。きっとお母さんもそう思うはずだよ。それから、内申の方もいいことが書かれているし、大丈夫ですよ」
「本当に? もし怒られたら責任とってくれる?」
「えっと、責任はとれないかもしれないけど、もし怒られたらおわびにうちのデザートおごりますよ」
大将は少し困った表情をしながら言う。
そうこうしていると、ダイが戻って来たんだけど、息が上がっている。
何かあったのかな?
「ラムが山田さん家にいないナァ! 周辺も探したけどいなかったナァ!」
「この時間に?」
ダイはコクコクとうなずく。
見るからに疲れているし、本当のことだろう。
「またそんなに汗かいて。ちゃんと水分とって休みなさいよ!」
アルに視線を向けると、すでに水を持ってきていた。さすがね!
「じゃ、あたしが今から探してくるわ。行動範囲はわかっているしね!」
あたしがマトを探していたときの地図を思い出しながら、扉を開けて外に出る。
「…………」
誰も着いて来ない。
普通、女の子を一人で行かせないでしょ!
あたしは少し怒りのこもった声で、
「ほら、アルとマト! 2人も一緒に探しに行くわよ!」
「ニャ! またかニャ!」
アルはすがるように大将を見るが、
「自分も心配だから見てきてくれないかな」
と言われ、アルはマトを引き連れてあたしのあとに続いた。
※※※
まずはダイの言葉が本当だとしたら山田さん家の近くにはいないはずだから、遠くから順に探していこう。
レストランから一番近いのは神社とお墓だ。
とりあえずみんなでそこまで行くと、
「アル、ちょっと見てきてよ」
「なんでボクがニャ!?」
「なんでって、こんな怖そうなところ、行きたくないじゃない!」
「ボクだってイヤだニャ!」
「女、子供に行かせるの?」
「みんなで行けばいいじゃないかニャ!」
アルがしつこくイヤがるので、しぶしぶ全員で周ることになった。
決死の思いで挑んだにもかかわらず、結果は空振りに終わった。
「さぁ、次行きましょう!」
次はマトを見つけた川に行ってみる。
だいたいこういうときは最後に行く場所まで見つからないのよね~。と考えていると、ネコの鳴き声が聞こえてくる。
「アル、マト、この声って」
2匹を見ると、大きくうなずく。
「ラムちゃんね!」
あたしが周囲を探しても全く見つからない。いったいどこ?
アルとマトは耳を頼りに探しているようで、耳はピンと立ち、音の方角を探るようにゆっくりと動く。
そして2匹は、ほぼ同時にラムちゃんの位置にたどり着いた。
「良子さん。こっちニャ」
アルの声がする方へ行くと、あたしもすぐにラムちゃんを見つけることができたんだけど……。
「ラムちゃん! 大丈夫!?」
ラムちゃんは急斜面の土手にしがみついていて、少しでも気を緩めればそのまま川に落ちてしまいそうだった。
あたしは服が汚れるのも気にせず、地面に腹ばいになって力の限り、手をめいっぱい伸ばしたけれど、届かない。
「何か棒とかあれば……」
長さの足しになるものがないかと辺りを見回すと、アルと目が合った。
「良子さん。絶対に離さないでくださいニャ!」
あたしはアルの足を持つとラムちゃんに届くよう土手に降ろした。
「どう? 届きそう?」
「あ、あとちょっとニャ……」
アルの手はかろうじて触れているみたいだけど、それじゃあ、引き上げられない。
あたしも限界まで伸ばしているからもうこれ以上は無理だし。
このままじゃ、ラムちゃんが川に落ちちゃう! その瞬間、
「ミー!」
マトは一鳴きすると、あたしの手を渡り、アルの頭を踏み台にして、ラムちゃんのところまでたどり着くと、首の付け根を噛んで引っ張りあげようとする。
ずずっ。
ほんの少しだけど、ラムちゃんの体が上へとあがる。
「マト、もう少し頑張れ!」
さらに、ずずっと上がる。
「キャッチニャ!」
アルががっしりとつかめる位置にまでラムちゃんが来た。
「よいしょ!」
あたしは掛け声と共にみんなを引っ張り上げた。
「つ、つかれた~~」
夏の暑さも手伝って疲れは倍増。汗はだくだく。
「すみません。みなさん。ありがとうございますにゃ」
ラムちゃんは深々と頭を下げる。
「無事でよかったわ。でもどうしてこんなところに?」
「そ、それは……」
ラムちゃんは一瞬チラリとマトのことを見る。
「あ、なるほど、マトを探してここにいたのね」
「は、はい。その通りですにゃ。風の噂で、この辺りでマトらしき子ネコを見たと聞いたので」
確かにあたしがマトを見つけて捕まえたのもここだったしね。
「それで探している途中で足を滑らせて」
ばつが悪そうにうつむく。そんなラムちゃんを気遣うようにアルは明るい声で、
「とりあえず、みんなそろったことですし、一度お店に帰るニャ」
アルの提案であたしたちは一度、戻ることにしたレストラン『注文の多い料理店』へと。
※※※
「ダメニャ! 絶対にダメニャ!」
お店に着くと、アルは入り口からあたしたちが入るのを止め、裏口へと誘導する。
そして、言われるがまま進むと、そこはお風呂だった。
「良子さんはここで土ぼこりを落としてからお店の方へ行ってくださいニャ!」
あたしは渡されたタオルで洋服の汚れを落としていると、
「ラムさんとマトさんはシャワーを浴びてもらいますニャ! そんな汚れた格好で店内には入れられませんニャ!」
「シャワーはイヤにゃ」
「ミー! ミー!」
イヤがるラムちゃんとマトを強引にお風呂へ入れるアル。
ああ、ネコは濡れるのキライだもんね。
お風呂場からは暴れまわる音が聞こえてくるけど、あたしにはどうしようもできないので、聞こえなかったふりをする。
たっぷり10分以上経った頃、
「や、やっとキレイになったニャ」
自慢の白い毛がぼさぼさになり、水玉のベストが半分脱げかけてクシャクシャになったアルが出てくる。
そんなアルとは対象的に、2匹のサバネコの親子はつやつやの毛並みになっていた。
「スゴッ。どうやってこんなにキレイに?」
「ネコ用のシャンプーがあるニャ」
アルはなんとか指でシャンプーらしき紫のボトルを指し示す。
「へぇ~、こんなのがあるんだ」
「ニャ! でもネコはシャンプーイヤがるから、年に1、2回でいいニャ!」
そうなのか!
あたしなんて毎日シャンプーしないと落ち着かないけどなぁ。
「あとはボク自身がシャンプーしますので、みなさんは先にお店の方へ行っていてくださいニャ」
しぼり出すような声のアルの言葉を聞き、あたしたちは店内へと向かった。
※※※
お店ではテーブル席が1つ空けられていて、あたしたちはそこへと座った。
「さてと、あとはマトの家出の問題だけね」
あたしが切り出すと、
「ミー! ミー」
とマトは何かを喋りだした。
「にゃ。にゃ~~」
ラムちゃんも何か言い、涙を浮かべながら抱き合っている。
あれ? もしかして解決した?
通訳をしてくれていたアルがいないから何を言っているのかさっぱりわからない。
気まずくなって周囲をきょろきょろとすると、赤茶トラの大きなネコ、ダイの姿が。
「ダイ、今、なんて言ってたの?」
通訳を頼むように言うと、さっきまでの言葉を訳し始めてくれた。
「心配かけてごめんなさい。あんな風にお母さんが危ない目に合うなんて思ってもいなくて……」
「いいのよ。わたしもきつく言い過ぎたし。とにかく無事でよかった」
ということを言って抱き合ったらしい。
お互いに言いたいことはあったのだろうけど、こうして仲良くなれたならどうでもいいわよね。
すぐに解決して良かったわ!
さて――。
心配事もやることもなくなったあたしは、この前みたいに大将が料理を作るところでも見せてもらえないか聞こうと思って大将を探す。
「あれ? 注文があったようには見えなかったけどいない? もしかして厨房にいるの?」
アルがいないときに料理を作る以外で厨房にはいかないと思うんだけどな?
あたしは何をしているか確認するため、厨房への扉を開けた。
「ん? ああ、良子ちゃんですか。どうしました?」
大将は一瞬あたしに驚いたようだったけど、すぐに料理に戻る。
「この前みたいに料理してるところ見せて!」
「かまわないですよ。今日は簡単な注文なので、ちょうど今はラムさんとマトさんのために親子丼を作っているところです」
「親子丼? レストランなのに?」
「まぁ、これくらいは出来ますし、ネコさんたちの要望で和食を作ることも多いですから」
大将はまず、茹でた鶏肉を鍋から取り出すと、手で細かく千切っていく。
鶏肉を千切りながら、大将はあたしに質問してきた。
「料理を見たいって、良子ちゃんも作るんですか?」
「う~ん、どうだろ? いままで料理を面白そうとかって思ったことがなかったんだけど、ネコちゃんのために作るならいいかもって最近思ってる」
「そうなんですね」
大将は笑顔を浮かべているんだけど、小さい子なら泣き出してしまいそうな顔だ。
「じゃあ、ちょっと説明しながら作りますよ」
そう言って、親子丼の説明を始めた。
「こっちは鶏の胸肉、で、こっちがモモ肉。胸肉の方が少し多めに使います。それらを細かく千切っておく」
大将は次に別の鍋から茹でた野菜を取り出す。
「にんじん、ブロッコリー、カボチャを茹でたものをつぶして食べやすくした後、先ほど千切った鶏肉と混ぜます。このときに栄養剤とエゴマ油を入れて、最後に玉子の黄身の部分だけをからめます」
出来上がったそれらを2つのお皿にキレイに盛り付ける。
あっという間に親子丼が出来上がってしまった。
「ご飯はつけないから、丼っていうのも変ですけどね」
あたしと大将は1つずつお皿を持つと、ラムちゃんたちがいるテーブルへと運んだ。
「お待たせいたしました」
大将がラムちゃんのもとへ置くので、あたしはマトの方へ。
「わたしたち何も頼んでいませんにゃ」
ラムちゃんが小首をかしげていると、
「また親子仲良くできたお祝いに自分からのサービスです」
大将が微笑みながら言うと、ラムちゃんとマトは顔を見合わせ笑顔になった。
「ありがとうございますにゃ」
ラムちゃんは頭を下げると、お皿に向かい合った。
「キレイな黄色でおいしそうにゃ」
ラムちゃんが一口食べる間に、マトは食べ始め、あまりにおいしいのかガツガツ食べている。
「こら、マト! そんなにガツガツ食べて! って本当においしくて、一気にいきたいの
もわかるにゃ! ふんわりと玉子に包まれて優しい味の中に濃厚な旨みがあるにゃ。その味を引き立たせるように鶏肉の歯ごたえがまたアクセントになって、いつまでも噛んでいたいにゃ」
「ミーミー!」
マトも何か言いたいみたいで、ネコ語で思わず感想を言っている。
「うんうん。そうにゃね。甘くておいしいにゃ。それに栄養のバランスも考えられているにゃ」
まだ小さいのに、いいコメントするわね。
2匹が笑顔で食べていると、なんだかあたしまで笑顔になってくる。
この2匹はまたケンカもするかもしれないけど、きっとまた仲直りして、笑顔でいられるんだろうな。
これにて一件落着!
あたしの通信簿も大将が言うには大丈夫そうだし、そろそろ帰ろうかしら。
大将たちに別れを告げて、家へと戻った。
※※※
「ただいま~」
誰もいないはずだけど、いつもの習慣でついつい言いながら玄関を開ける。
「…………」
あれ? お母さんの靴があるんだけど……。
「ちょっと、良子! こんな時間まで何してたの!」
お母さんの怒鳴り声が玄関にまで届いた。
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