第36話 差別とは?
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ヴァニタス 女
種族・混神
Level・ーーー
HP ・ error
MP・ error
物攻・error
物防・error
魔攻・error
魔防・error
速度・error
スキル
魔法∞適正 術∞適正 MP∞回復
HP∞回復
オリジンスキル
災禍ノ元凶
称号
蛇を従える者 門番の主 混沌に愛されし者 過去の厄災 混沌を愛し者 極論を成そうとする者 悪平等 ナビゲーター
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
タニアのステータスとして映し出されたのは俺たちとは明らかにする別格なものだった。が、すぐにそのステータスは別のものへと変わってしまいあまりよく見ることができなかった。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
タニア 女
種族・人属
Level・50
HP ・ 1500
MP・ 2000
物攻・1600
物防・900
魔攻・1900
魔防・950
速度・600
スキル
刀術Lv5
オリジナルスキル
幻覚魔法
称号
門番の主 残念な子(笑)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
変わった後のタニアのステータスはとても現実味のあるものだった。タニアは動揺していた俺に何も無かったように、いや本当に何も無かったのかもしれないラフィからもらった《神ノ瞳》でもこのステータスは変化しなかったので偽装などでは無いのだろう。
(なぁ、ほんとに偽装を見抜けるんだろうな?)
(当たり前じゃない。神のスキルなのよ?そんなの偽装できるなんて上級神じゃなきゃ無理よ。)
なら先程みたステータスは見間違いなのだろう。それに今見えているステータス自体俺よりも高いものが多くかないそうにのだから。
「あの?聞いてますか?」
「…あ、あぁすみません。知ってるんですか?」
「いいえ判りません、虚妖って言う言葉がなにか?」
「いえ、知らないのなら良いです。気にしないで下さい。」
タニアは知らないと答えたのでそれとステータスについてもラフィにも伝えると
(なっ、そんな!そんなはずっ…いいわ。とにかく貴方はそのタニアって女には注意しなさい。)
ラフィは驚いた後タニアに注意するようにと伝えるとそのままラフィの声は聞こえなくなった。
俺が再び黙っているとシオンはタニアに虚妖について話していた。タニアはそれを真剣に聞き入っている。するとタニアの様子が変わる。
「その虚妖ってやつらは悪い奴らなんですか?」
タニアさんの質問に俺たちは即答した。当たり前だと。人の命はそんな簡単に奪うわけにはいかないと。だが、タニアさんは続ける。
「その虚妖がしようとしている差別を無くすというのは悪いのですか?人が自重したら良い話であってそのあとに恨まれても、他人から嫉妬されても、自己責任では無いのですか?虚妖というものたちがしようとしているのは差別の撤廃であって、その後何をするつもりか判っているのですか?そのぬらりひょんは例をあげただけで虚妖がそれをするためだとは言っていないのでしょう?」
タニアさんの問に俺とシオンは反論できない。確かに相手の事も知らずにただ思い込みだけで行動していた。何も言えなかった俺たちを見てタニアさんは再び続ける。
「貴方達は差別を憎みますか?無くすべきだと思いますか?差別があったからこそ人は発展するのですよ?貴方は病人へ手を貸しますか?それは自分とは違うからと差別しているのでは無いのですか?人というのは知恵を持ったが故に自然の本能と知性を差別しているのではないのですか?」
タニアさんは問い続ける。ここまで聞いていると差別とは何なのか判らなくなってくる。悪いことだとは思う事もあるが確かに比べることは大事だ。人と人を比べる事と差別は何が違うのだろうか?分からない。
「貴方たちがよく聞いてきた差別は負の面でしか無いでしょう?差別を無くそうなどと思うからこそ私達、虚妖が打って変わろうと言うのです。何が行けないのですか?」
タニアは問うそして自身が虚妖の仲間であることを告げる。その瞬間タニアから黒い靄が吹き出す。
「…はぁ、貴方達の監視のつもりが情けない失態ですね。今のは忘れて下さいな。差別を求めるのなら監獄塔最上階で待っていますよ。そこで私を超えてみなさい。」
タニアはそう言い残し黒い靄が集まりできた蝙蝠のような漆黒の羽を羽ばたかせ監獄塔の方へと消えていった。
最後まで使っていた《神ノ瞳》にはタニアのステータスが今だ映し出されていた。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ヴァニタス 女
種族・混286u&yu6u8u&8&rW5u97神
Level・ーーー
HP ・ m5sp75784627575k5=u&8,*ap2%j
MP・ pajpws6j6k5k#sw86mu6q569768m
物攻・5*59s67~85k&k2k2q58-=5
物防・58r55s6j3j68mt57-v6-z
魔攻・dt5gag645p5u5%7jqjqp254j7a
魔防・975j%t5727&8t+5u~67-6
速度・#vmt386u585u8v6tun5tmpa
スキル
魔法∞適正 術∞適正 MP∞回復
HP∞回復 *256u6~t686up2u5t6
6p6u85'85u&u&u6s6tp6t=86p
オリジンスキル
災禍ノ元凶
称号
蛇を従える者 門番の主 混沌に愛されし者 過去の厄災 混沌を愛し者 極論を成そうとする者 悪平等 ナビゲーター 理を超える者 感染者
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます