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極私的に用いる怪談。

極私的に用いる怪談。

史乃かや

おすすめレビュー

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★★★
★11
4人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • 台上ありん
    50件の
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    ★★★ Excellent!!!

    超自然的なモノをどこまで他者と共有するか

    筆者様の体験した4つのエピソード。どれも不気味な雰囲気を纏っていながらも、筆者様の霊的な力に対する畏れが描かれています。

    全話に共通するテーマとして、「霊現象や科学的でない何かに対する意識を、どこまで他者と分かち合うか」。
    オカルトや超常現象ほど、人によって態度が異なるものはめずらしい。全否定する人は全否定しか許さないし、一方では全財産を惜しまずそれに費やす人さえいる。
    だからこそ不思議な経験をした人は、「どこまでそれを他者に話すべきか」ということに非常に頭を悩ませることになる。

    この葛藤は実話怪談のみが持つ独特なもので、第4話の「ただ、どうしようもない話」にて率直に語られています。

    まごうことなき実体験による怪談、堪能いたしました。

    • 2017年8月9日 04:26