第20話 コンサートって儲かる?

 私のところは、儲かりません。(規模が小さいし、入場料が安い)


 友人たち7人+娘(絵の担当)とお子様向けコンサートを8年くらい前から時々してます。

 バイオリンの先生をしている友人から「乳幼児も入れるような楽しい子ども向けのコンサート」って無いからやってみよう、と誘われて始まりました。


 会場は150人程度入れるスタジオ。

 プログラムは、ジブリやディズニーや童謡、ちょっとだけ純クラッシック。(娘の絵をスクリーンに映しながら)

 お子様向けのコンサートの入場料は

 大人800円、小人200円


 とってもお手頃価格。ポスターをあちこちに置かせてもらい毎回、100人前後のお客様が来てくださってます。

 おかげさまで良いコンサートだとお褒めいただけ、大変やり甲斐を感じています。


 しかーし、

 メンバーが集まって練習するだけで、交通費や練習場所にお金がかかります。

ポスター、プログラム、チケットの印刷代金。

当日の舞台係、受け付け係。


 チケットが、毎回120枚ほど売れても儲けは、ほぼ経費で無くなります。


 一体、これは仕事なのか、遊びなのか、


 結局のところ、自己満足なのだろうか。


 入場料を値上げしたら、わざわざ赤ちゃん連れてはコンサートに来ないよね~。


 規模を大きく(大ホールで)すると集客も増えて儲かるかもしれないですが、実力に自信が無いのと、舞台が遠くて小さい子どもの興味がそれてしまいそうでワイワイがやがやと騒がしくなりそうです。


 でも、このコンサートのおかげで、演奏を続けられてきたのでした。

 


                 続く



 

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