第21話 第1回 企画会議!

「えーでは、『明日へ、羽ばたけ、世界に注目されろ、棚田街!』の第1回企画会議を始めていきたいと思います」

場所は、生徒会室。生徒メンバーの前。

「ふ!いいだろう」

この人の名前は、生徒会広報 牧野彰大まきのしょうだい。そして、生徒会会計の霞ヶ浦真由美。

「はは!面白いね!嗄騨さだちゃんも面白かったけど、近藤ちゃんも大概に面白いよね」

この人は、もう一人の生徒会 会計 富久都ふくみやこ

ちなみに、この人たちも例に習ってなのか(習っていてはとっても欲しくなかったけども)変人だ。

牧野先輩は、熟女好きだし、富久先輩は、下ネタ大好きフリスキーな、変態である。

で、だこの生徒会で俺が1番苦手なのが、皆知っての生徒会書記 藤代朱音は、こっちに敵意剥き出しである。

「えー、僕の構想として、『明日へ、羽ばたけ、世界に注目されろ、棚田街!』は、なにか、ピックアップされるような、地方の棚田街の名産品を使った、つまり、米を使った。

ものを作ればいいと思うのです」

よし!言えた!

「意義あり!なにを言っているのさ!近藤ちゃん。そんなありきたりな、アピールしたって、ピックアップなんてされないよ」

「じゃあ、どうすれば?」

「そんなの簡単だよ!まず、名産品である米を使います」

ふむふむ。

「で、次にその米を、男性の局部ににた形にします」

んん?なんか、雲ゆきが怪しいようなー

「で、次にそれを女性に配り」

「あ、そこまででいいですよ」

「いや、私は、いうぞ!そして、女性は、それを使って、あれな行為を……」

もう、お前は黙っとけ!

「では、他になにか意見のある人はいますか?」

「いや、ないな」

「ないですね」

「そうですか。では、企画会議を終わりにします」

こうして、第1回『明日へ、羽ばたけ、世界に注目されろ、棚田街!』の企画会議は、無事に終わった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る