44

ただなぁ…可愛いすぎて、某国の王女の時みたいに絶対ナンパされるって。



俺の服装も変えた方がいいかな…?



でも今の俺が持ってる服は全部魔界の植物の繊維で出来てるし。



普通の服とは耐久性がダンチだ。



あ、段違いって意味ね。



普通の服着て戦いになったらビリビリ破れるぞ。



しかも元に戻らないからダメージ加工になる。



…まあいいや、観光中に服を買って着替えるか。



「んじゃ、行くか」


「どこに?」


「どこ行きたい?」


「街中」



ザックリしてるな~…街中って。



「じゃあ…とりあえず商業大陸の観光名所でも回るか」


「分かった」


「っと、その前に注意しておく事がある」


「なに?」


「暴行や性的暴行を加えられそうな時以外は人間に手を出すなよ?ムカついてもイラついてもだ」



力を抑えてるとは言え、賢者の魔術と同じぐらいの魔法が使えるんだ…大惨事にはしたくない。



「…分かった」


「うし、行こう」



女神ガイアに手を差し出しソファから立たせる。



「うおっ!」「わっ!」「あっ…!」



ドアを開けるとさっきみたくエルー達がなだれ込んだ。



今度はリザリーも倒れている。



「お前らヒマなのかよ」


「そ、そんなわけないじゃない…ですか」


「そ、そうだよ!無理やり時間を空けてるんだよ…です」


「おかげでいつも追われてるんだ」



なぜかエルーだけは女神ガイアを見ても態度が変わらない。



…いや、マトモには見てないのか…遠くを見るようにしてやがる。



「追われるぐらいなら計画的に進めろよ」


「好奇心に負けるんだ、後悔はしていない…にしてもお前ズルいぞ」


「なら変わるか?」


「無理だ…俺には荷が重すぎる」



じゃあズルいとか言うなや。



「話を聞いてたんなら説明は要らんだろ?ちょっくら言ってくるわ」



マキナ達にヒラヒラ~と手を振って女神ガイアと研究所を出た。





















ーーーーーーーーーー観光中ーーーーーーーーーー































俺と女神が観光中の様子なんて誰得か分からないのでカット。



説明するのも面倒だし。
















































  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る