不愉快
正直いうと分からない。
詩集といっても何を書いているのかは意味不明。
僕は何を考えているのでしょうか。頭の可笑しい人ですね。
「僕」という一人称で書いている。本当はそんな言葉、発言した事がない。それでも何となく使ってみる。何となくで書いている。
誰かに読まれる事を望んでいるわけでもなく、ただただ言葉を書き記す。
「夜は人を詩人にする」そうどこかで聞いた言葉を呟く。確かにそうだ、きっとそうだ。頭の可笑しい人がいるのは、いつも夜の世界なのだから。大人は酒を夜に飲む。口が達者に、秘密を暴露。側から見れば頭が可笑しい。それでも素敵な言葉を放つ。
詩人は誰のことをさすのか? 夢見る子供か、夢見ぬ大人か? はたまた生まれる前の胎児のことか? 胎児は夢を見る。先祖の夢を見る。
「みる」という言葉には漢字が多くある。どれも意味は似ている。私は未だに使い分けられない。
そういえば今、私が書き記している言葉の配列はなんだろう。詩集でもなく小説でもなく。読者は居ない。たった一人だけ。その名は自分だけ。
何て格好付けて終わらせろようとするが、終わりも始まりもない。ただただ日常のように続いてく。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます