サァン

消えかけた炎。


溶けたロウソクは形を保つ事も出来なくなり、ゆっくりとその頭を垂れ始めた。


辺りに立ち込めていた煙は消え、微かに火薬の匂いが残っている。


君は名残惜しそうに、ロウソクに残った微かな炎で、最後の線香花火に火をつけた。


『明日もやろっか?』


あの頃みたいに、君が二ヒヒと笑った。

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140文字で妄想した。 みかさかさから @gfhynkk

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