自分のリアリティは自分で出来ている

@harunanana

第1話 良くもないが悪くもない

 初めまして。私の名前はハルナです。まず、なぜこの小説?を書いたのかを説明します。それは私がここ1年で出会ったスピリチュアル・引き寄せの法則、潜在意識という言葉との出会いがきっかけです。それらを学び知ることで人生と私の価値観がすごく良い方向に変化しました。だから、皆さんに知ってもらいたくて、私の汚い過去から今の最高に幸せな毎日の経緯を話そうと思いました。このような形で文章を書くのは初めてですが、是非興味のある方は読んでみて下さい。人生まじで変わります。



 私、ハルナは沖縄県の小さな地域で生まれ育ちました。家のすぐ近くには海、山、川があり自然にかこまれ育ちました。また、幼なじみやたくさんの家族と愛に恵まれ幸せに中学校までを過ごしました。

 高校は市の中心部にあり、全部で6クラスの高校に通いました。田舎で暮らしてきた私にはたくさんの刺激がありました。友達もたくさん出来ました。その中でもユキは可愛くておしゃれで男子からも人気でした。高校生で初体験も済まし、大学生の彼氏もいて、あの頃の高校生にしては大人の経験をたくさんしていました。そんなユキが羨ましくて私は彼女を自分を比べて、自分のことが嫌いになる事がありました。私は可愛くもないし太めだし彼氏もいないし。それでも、友達には恵まれて、いくつかの悩みもあったがなんとか乗り越えていきました。その悩みというのも、人間関係や人生初めての反抗期なのですが、今思い出してもあまり記憶になくて書くことが出来ません(笑)

 高校3年生になり私は母の仕事でもある看護師になりたいと思い始めました。というか、それしか思いつかなかったのかもしれません。看護師になってあんなことしたい、とかすばらしい夢はありませんでした。ただ、なんとなくです。すると、ユキも看護師の母がいるため、私たちは2人とも同じ夢を追うことになりました。そこで私は塾に通い始めるのですが、空き時間にバイトの講師がたまたま私に見せたのが「ザ・シークレット」というDVDでした。この時に初めて引き寄せの法則というのを知りました。しかしあの頃の私にとってその意味が理解できずに、何かの宗教なんだろうなとしか思いませんでした(笑)

 時は過ぎ、私は経済的な理由もあり地元の看護学校へ、ユキは県外の看護学校へ行くことになりました。とても仲良しだった分、別れは辛かったです。そんな辛い別れもあれば、看護学校ではたくさんのいい出会いもありました。いくつかの恋もして、私はおしゃれをするようになりました。ダイエットも始めました。そこで気づいたことは、私の容姿は悪くない、ということです。みんなからは「美人」「キレイ」などとよく言われるようになりました。そうすると不思議と気分も良くなるし、自分にますます自信が湧くのです。たまに沖縄に帰ってくるユキにも、どんどんキレイになってきている、と言われました。可愛いユキに言われると尚更嬉しくなりました。それから、私は友達の紹介で週1のペースでスナックでバイトを始めました。キレイに化粧をしてドレスを着けてお酒を飲む。お客さんにも容姿を褒められたりしました。また、男性が苦手でしたが、このバイトのお陰で男性と話せることができました。


 自分は別に可愛くないわけではないんだ。そう感じ始めた次期でした。

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