祭
神に届けと願いを込めて
音に変えて祈りを捧ぐ
肉を手に持ち踊り騒ぎ
声を揃えて飲み明かす
人の営みがあったとき
最も近くにあった娯楽
原始的で本能に響く
楽しみと安らぎの由来
騒ぐ叫ぶ食べる飲む
人間と動物を
分け隔てなく結ぶような
心に響く魂の宴
今ある祭りはその子孫
どんなものでもその根底は
娯楽であり祈りであり支えであり
全て笑顔に還元される
きっとあなたの近くにも立っている
私たちに寄り添う柱
それはきっと望まれた偶像
だからどこにいても
神様たちは私たちの祈り
さあさ騒ごう踊ろう願おう
性も年も言葉も文化の差異も
娯楽の前ではみな同じ
今そこにある祭りを愛せ
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