第8話 バレエ恋

最近、僕は凄く心が熱い・・・



ゆーじと毎日バレエ団で会えるだけで凄く楽しいし


たわいないゲームの話、バレエの話、ちょっとした事でも嬉しいし


ゆーじから来るlineはいつも心踊ってしまう・・・




でもそんな自分が凄く悔しい。。。


彼に踊らされているようでなんだかモヤモヤする。



でもそのモヤモヤが凄く快感でもあるから

人間というのは不思議な生物だ。



彼の顔を見るだけで少しドキッと顔を赤らめてしまうし


彼から返事が来ないだけで


他の奴と会っているのかな?


本当はゆーじは彼氏いるんじゃないかな?


なんて自問自答しては枕をぎゅうっとすると


自分のイチモツもぎゅうっと硬直してしまう。



今日なんか既読はついているのに

返事がない・・・ただの屍のようだ・・・



「くそっ・・・」



なんでこういう時に限って僕は家にいるんだろう。。。


何か気分を紛らわせたいのに・・・




そんな時

ぴろろん



坂本からのlineだ・・・



少しイラッとしながらも開いてみたら


この前のゆーじとの2ショットだ。



どうしてだろう



どうってことないのに


すごく熱く硬くなってしまう。。。


すでに下は乳液のようなぬるぬるしたものであふれていた。


「なんでだよ・・・なんで楽しそうなんだよ・・・」


ゆーじといる自分の顔は凄く生き生きしていて


自分はあぁホモなんだと感じるのと同時に


気づいたら俺はその自分の男の証を


手で撫でていた。。。



ゆーじに突かれる妄想をしながら・・・



うぅうぅ・・・



今日はこの沢山出た自分の分身を


そっとティッシュでくるみ


そのままトイレへと流した。



俺は恋の瞬間に

涙を流さずにはいられなかった。

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