Hに纏わるetc

第1話 神戸新摩耶ホテル&タワーズ

阪神淡路大震災から随分時が流れた神戸、あの頃と大きく変わったのは、摩耶山の中腹、軍艦ホテルと言われた廃墟のあった所に30階建てのビルとその上に400メートルの電波塔を備えた 神戸新摩耶ホテル&タワーズが出来たこと、そして海上自衛隊阪神基地隊がポートアイランドに移動し、空母信濃の艦載機、FA0通称零戦と人工知能ヒカルシステムを搭載して完全無人戦闘機紫電が神戸空港で離発着訓練を行っている事だろう。

四つ星地所が四つ星グループの総力を結集して建てたその巨大な建物は、1階から10階を人工知能ヒカルシステムを管理運営する、株式会社HAIの本社が11階から20階を、分譲マンション、30階までをホテルH2が、電波塔はケータイ各社の第5世代通信の電波、在阪ラジオ局のFM補充電波、公共放送のテレビとFMの電波を発信している、

四つ星地所が、採算ギリギリしかも夜景は抜群ながら、建設費のかさむアクセスの悪い場所に建設したのは、株式会社HAI常務高橋朱里の意向をのんだためだった。

ヒカルシステムを最も利用しているのが、防衛省、特に海上自衛隊

そしてその受注を100パーセント受けているのが、四つ星重工業でその額は2兆円を超え、それはヒカルシステムを管理運営する株式会社HAI無くしては、成り立たない。

その要、高橋朱里の意向を無視できない、そんなこんなで、東京四つ星銀行は融資に応じる、四つ星建設と大手ゼネコン小林組は新技術を投入する。

国民的アイドルグループ49グループは、ホテル内に専用劇場を開設する

難波落語協会は、常設の小屋を開設する。

ミナルンガイド日本で最高ランクを受賞した 川本裕子シェフは新規店を開店する。

神戸市と兵庫県は、新神戸駅から大型ロープウェイ神戸夢風船摩耶線を開設する。

などなど、関西弁で言うところのエライコッチャ状態になってしまったわけだが、

計画から26ヶ月の超短期間に開業にこぎつけた。

神戸の市街地からはほほどこからでも、その勇姿を見ることができ、日本一の建物が東京ではなく、神戸に誕生した。

四つ星重工業は、潜水艦を造っていたドックを、横浜重工業と共同で拡張し、大きさとしては世界最大の空母信濃を建造した、

設計施工には、ヒカルシステムと時代遅れになっていた神戸にあるスーパーコンピュータKをHAIの協力でリニューアルし、使った。

神戸でメンテナンスを受けなければいけない信濃は、艦載機の訓練を閑古鳥が鳴いていた神戸空港で行うことになり。

毎日毎日領空侵犯されて沖縄県全域の防衛、通称防人隊を組織することになった。

人工知能ヒカルシステムの開発者

奇才久光豊については、次回の講釈で

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