第3話 さらば 情熱の碧き花よ 



さらば 情熱の碧き花よ 夢と時間を燃やした

いつか 消えゆくのが生命だと 何処かで解っていた


波の音が途切れたら 笑い声 優しく響いた 

目を閉じて  振り返る 伝えられなかった言葉


月灯りに照らされた  横顔  目が離せなかった

最後だと 知ってたなら 何故 奇跡を待ってたんだろう 


さらば  情熱の碧き花よ 夢と時間を燃やした

いつか 消えゆくのが生命だと 何処かで解っていた                                        


あの日 僕らは出逢った それは久遠からの約束

どうしたって混じらない まるで決められてたように



迷うばかりの暗闇 君は僕を照らしてくれた

往きなさい この先は… そして手を振り解いた


春 夏 秋 冬 幾年を 星流れたら

きっと また出逢うから  

        

さらば  情熱の碧き花よ 夢と時間を燃やした

いつか 消えゆくのが生命だと 何処かで解っていた


そして 毎日は続いてゆく やがて僕が消えても 

例え   出逢わなかったとしても   君を見つけ出すだろう  


さらば  情熱の碧き花よ 夢と時間を燃やした



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