ダメ人間の理想と現実
月村 稔
前書 話を始める前に
はてさて、銘打ったもののどこから話を始めようか?
私はダメ人間である。
まるで太宰治や大槻ケンヂのような入り口から攻めるようなスタンスだが
彼らは文や歌を持って、後世へ残す偉業を成し遂げた人たちで
模倣や後追いになってしまうのは幾分ご了承願いたい。
本人の評価と他人の評価が異なるのも、
ここで改めて書くことではないのかもしれない。
もちろん、これから私が書く拙い文章を見て、
ダメ人間だなと評する人が多いかもしれないが、
この際、そういう些細なことを抜きにして
ただただ自分の意見や考えを羅列しようと思う。
人間の思考っていうのは、とても雑なもので
論理的に考えようとしていても自分本意であったり
思い込みや信念によって方向性なんてガラッと変わるものだと思う。
この文章において、果たして誰が共感するかは分からない。
誰が何を思うかはわからない。
もしかしたら、誰かの役に立つかもしれない。
ただ、アウトプットせずにはいられなかったが故の
自己満足行為の成れの果てというものが執筆なのかもしれない。
本題について話そう。
齢30余りを数え、いい歳こいたおっさんが
人間としての一生を生きていく中で
自分という愚かな人間を幾らかマシにしようとあがき続け
色々と考えていたことがたくさんある。
考えていたことに堂々巡りが生じ
自分でも処理が追いつかなくなってくると
何か方向性をまとめて話をしたくなるのが人間の性なのかもしれない。
ちょっと他人の頭の中を覗いてみようかな程度の
軽い気持ちで読んでいただければ幸いだなと思う。
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