第622話 第八章まとめ【最近使った魔法編】





《エアフロートゥ》

形式『魔法』

種類『旋風、浮遊』


フリーダンの使った《ヒーンヒュー》に近い魔法。

ヒーンヒューは風の精霊フーシアの力を借りたのに対し、こちらは魔法陣での発動。

下の方から上昇気流と、周りに渦巻き状の風を発生させて落下速度を緩める魔法。


中級魔法。


時々コレを使ってギリスの子供が木や屋根から飛び降りて、怪我をして母親に怒られる。


上手く扱うにはバランスボール並のバランスが大事。








───








《????》

形式『???』

種類『???』


ジャトゥラントから逃げるためにニックが発動した魔法。

ライハの視覚が潰されてよく分からなかったが、何かの影が見えた。



↓↓



スタンプの魔法と、フィアの魔法陣の組み合わせをしていた。


これにより視覚と熱関知を混乱させた隙に逃げた。







───








《シガラナミ》

形式『感覚』

種類『水流 移動(召喚)』


壁のような長方形の海水の塊が。三波に分かれて対象へと突っ込んでいく。

シガラナミは直訳で津波。

トラックに跳ねられた程の衝撃がくるうえに、水圧で流されたり拘束されたり、溺れたりする。


エノシガイオスの能力。







───







《仮名、ミントテロ》

形式『魔法陣 創成』

種類『水流 光彩 樹木 土石』


咄嗟にニックが思い付いたやつ。

虫除けの為に忍ばせていたミントの種を《グースポモーション》で成長させ、それに魔力を注ぎまくって異常増殖させた。

効果は抜群。






───







《影送り》

形式『魔法陣、感覚、言霊』

種類『光彩 重力 浮力』



自ら、または相手の影を《スタンプ》でコピーして、それに物体が存在している風に偽装する魔法。

コピーする影が濃ければ偽装の精度が上がり、いくつもの影が複数コピーされて学習していくと色が付き初め、もう一段階上の魔法、《影法師》へと進化するが、そうなると手に負えなくなってくるので早いうちに潰すのが良い。

存在がボヤけているので強い光を当てると強度が弱まって霧散する。


または、コピーする大本の影を光を遮断したり、対象の姿を写らないようにすると、上手くコピー出来なくなったり、魔力の供給が上手くいかずに消える。





ちなみに、


スイキョウの生み出した影は《影送り》ではなく、幽霊のような思念や魔力の残り滓なので、塩が効く。








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