第15話 相模原障害者施設殺傷事件から一年たつ

 悲しいね、僕も一人の精神障害者だから、こうした事件はもう起きてほしくない。僕がバカをやっていた十代の頃は、健常と障害の間を行ったり来たりしていた。被害者と加害者、どちらに同調する社会なのか、今、人が問われる。それと障害者にも人権はある。年々、法律が整備されるなか、世の中の不安とか不満が、社会的弱者に矛先が向いていないか? こう言った空気はあるかも知れない。僕が言いたいのは、人って思いやるには心の余裕がないと出来ない、今、社会は余裕が色々な意味であるのか? 事件を風化させてはならない。僕もくやしいのだから。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る