第10話 キャバクラの女の子の紹介

 久しぶりに会った女性の友だちから、「野口さん、コンタクトにしたん? かっこええやん」と言われた。話も弾み、こんな事を切り出される。「野口さん、女の子を紹介しようか? キャバクラの女の子。お金は持ってんで笑」僕は少し考えてからお願いした。写真も見せてもらった。次元の違う美人だった。しかし、しばらくたって、「ごめん、その子、恋人がおるらしいねん」と言われ、まぁそりゃそうだろうなと笑った。

 今日は胃カメラを飲んだ。始終ふらふらとしていた。どうやら胃に炎症が出来ていた。どおりで3週間、腹痛があったワケだ。

 支援センターは楽しく通っている。ルールあっての日常だ。キャバクラの女の子と付き合いたかったけど、僕には純子さんがいる。身の丈にあった恋愛、だな。

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