続・この気持ち、行方不明。
学校が終わって
部活動が終わって
ただ帰るだけの生活が変わって
あなたがいて
話ができて
あなたを家まで送って
少し素敵な生活が始まって...
でもね
あなたは人柄が良くて
誰とでも仲が良くて
たまに相手をしてくれなくて
時々話すのと
話さないのとで
強い輝きと影が出来て
この気持ちにも陰陽が出てきて
別に私はあなたの特別な存在なんかじゃないのに
あなたの言葉におどらされて
褒められる度
心が舞い上がって
特別だと
そう思ってしまって
暗い道
あなたとふたり
自転車こいで
あなたを家まで送ったね
色々な話をして
時にはあなたの家の近くで
長い時間立ち話なんかして
「不思議だね」
なんて言って笑ったりして
でも
こんな自分
本当の自分はなかなか出せなくて
あなたを送ってから
自分も家路について
ひとりの寂しさを感じて
そして最近は
あなたを家に送らずに
帰るだけの生活に少し戻って
ひとりの時間が
こんなにも辛いって知った
だからね
私はあなたが好きで嫌いだよ
この先
まだわからない
行く末
たどり着くとも限らない
この想い
名前知れず
『この気持ち、行方不明。』
詩を描きて 巳春 @miharu1308
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