詩を描きて

巳春

初詩

ここが我が世界の最初の詩


私が描く初めての詩に

やはり題などない


詩は自由でいい

ルールなどない

誰にも縛られない

誰にも何も言われない

褒める言葉もなければ

貶す言葉もない


私が私を知るために

私は詩を描く


詩は言葉などではない

頭に描く想像と違いはない


つまり詩は私だ

そして私も詩だ


家に帰り鏡を見るように

私は詩を描き続ける

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