第5話この夢の事

゛私は、助かりたいんだ!゛

と、その人は、いいのけた。

そしたら、その男の人は。

笑いながら。

゛殺されていろ゛

なんて、言っていた。

怖くて、やめろとは、言えなかった。

「俺は、その人の事は、守らないよ?」

と、こいつ。

「なんで?」

と、問い正した。

そしたら。

「俺の概念は、君に委ねられているからさ」

なんて、言って。

俺の右手の甲に、キスを、してきた。

「ふはっ!?はい!?」

「ごーめんね?」

この人は、本当に、なんでかな?

なんて、考えて、止めた。

「俺さー、部活参加したいんだよね?」

そしたら。

゛それは、君の身体が、困るよ?゛

「えっ?」

「どうした?」

「何でもない…」

誰かの声が。

した。

また、あの時の声なのだろうかと、思った。

良くは、知りたくもなかった。

考える、余地なんて、したくなかった。

こいつは、きっと、読み挙げるであろう。

「お前ってさ、読んだりするよね?」

「何を?」

「何をって…」

予知を、だ。

この人は、良く、考えて、行動をしてる。

その、行動力は、人気なあいつよりも、上だ。

「呼んだ?」

「呼んでない。」

この人は、本当に…。

無理かも知れない。

「考えるのは、難しくないんだよ?」

「えっー…どしたの?柊木?」

「いや…」

この人は、本当に。

凄かった。

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