未来予測不可能
大人になったらどうする?
大人になれそうもないから聞いた
君はなりたくないからならないといった
あとはずるずる生きるだけだから
退屈で苦痛
大人になったら嘘を教えなくちゃいけない
子供とかね
友達
家族
加えて人類を愛しなさいとか言わなくちゃいけなくなる
危機とかおかしなことに沈黙するように教えなくちゃいけない
ある日突然死刑宣告されたみたいに大人になることを強要する
それはしたくないの
あなたは私の言うこと聞かないからさようならって
そういうことされたから
そういうことをしたくない
だから私は大人になりたくないの
君が大人になる姿は想像できなかった
思春期特有の病だ
大人になりたくないという病だ
君は温室育ちの花だった
美しい顔で笑顔を振りまいていたのに
気が付けば君は温室からいなくなっていた
元々いなかったのかもしれない
僕が見ていた君は幻だったのかもしれない
嵐の中に一輪の花を見た
あれはきっと君だったのだろう
大層綺麗な花だったことを
今でも覚えている
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます