女神さまは気まぐれ――アラフォーのフリーターを異世界転生させた話
澤田慎梧
1.女神の独り言 その1
――ああ、忙しい忙しい。
毎日のように若い人が病死やら事故死やらしてるせいで、人材は選び放題! なんだけど……「当たり」の人って中々いないのよね~。
面接の時に「お、この人なら大丈夫そうだ」って感じても、実際に転生させてみると、戦いを避けて「新しい人生」をエンジョイしようとする人も多いし。
あと、最近特に多いのは、私が与える「
この間の人なんか最低だったわ~。「
私の加護は、あんたの欲望を
まあ、あの人は心が
ざまぁ。
――ともかく、転生候補は沢山いるけど、役に立つ人材が少ないのが、目下の悩みどころなの。
あ、でも、時々は本当に「大当たり!」って人にも出会えるんだよ?
この間もね――。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます