思ひきや使ひ捨てなるマスクさへ洗つて干してまた使ふとは
【読み】
おもひきやつかひすてなるマスクさへあらつてほしてまたつかふとは
【語釈】
思ひきや――①……と思ったところが意外にも。②……と思っただろうか、思いもしなかった。[デジタル大辞泉による]
【大意】
思ってもみただろうか。使い捨てのマスクさえ洗って干してまた使うことになるとは。
【附記】
事実は人間の想像力をあざわらうかのようである。
【例歌】
年たけてまた越ゆべしと思ひきや命なりけりさ夜の中山 西行
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