我ひとりこの世に立ちてあるごとく思ひつつありさびしきものを
【読み】
われひとりこのよにたちてあるごとくおもひつつありさびしきものを
【大意】
この世にただわたし独り立っているように思いつつあることである。さびしいものを。
【附記】
生粋の個人主義者を自任する筆者の胸中を吐露した。「天上天下唯我独尊」を和歌にしたらこんな感じだろうか。
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