甲斐犬黒蜜のお使い

作者 牛耳

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★★★ Excellent!!!

世間から引きこもって魔法薬を作っている魔女・黒蜜おばばが使役する使い魔の甲斐犬の蜜が、お使いにいく先々で繰り広げるちょっと不思議なハートフルストーリー。

暗闇から暗闇へ移動する能力を駆使して、魔法の買い物袋を口にくわえて黒毛の甲斐犬の蜜ちゃんがお使いに行くというお話なのですが、
お使い先が駅前の売店から、海外のスーパーマーケット、魔女や人狼の棲家、はたまた地獄を支配する閻魔大王であったり、月に住んでいるかぐや姫のところであったりとお使いの内容がなんともファンタジックで夢があります。

お使いのついでに全国津々浦々の美味しいものをおすそ分けしてくれる蜜ちゃんはどこに行っても大歓迎で、お礼のお返しがさらなるお返しを呼び込み、みんなのアイドルになっていく光景がほのぼの和みます。
甘党の魔王やグルメな魔女など人間味あふれるキャラクターの輪が広がっていくコミカルな世界観が楽しい作品です。

(もふもふぺたぺた4選/文=愛咲優詩)