金の瞳の彼女に、恋をした
武州青嵐(さくら青嵐)
序
『出雲国風土記』より
『古老の伝えていへらく、昔或人、此処の山田を
佃りて守りき。 その時目一つの鬼来たりて、
佃る人の男を食ひき。
その時、男の父母、竹原の中に隠りて
居りし時に、竹の葉動けり。
その時、食はるる男、あよ、あよ、といひき。
故、阿欲といふ。』
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