第11話 マリーダ・クルス

『ミネバ』の護衛として『袖付き』所属の強化人間。

『ZZ』で生き残った『プルトゥエルブ』である。

 人材難・物資難な『袖付き』では『クシャトリヤ』の専属パイロット。

『プルシリーズ』は『マスター』へ依存することで精神的な不安定さを緩和する調整が施されているようで『マリーダ』も例外ではなく終戦後は娼婦として生きてきた。

『ジンネマン』が保護し、その後は養父兼マスターとなっている。

 無表情ではあるが、あの『プルシリーズ』が思いやりも持ち合わせるほどに成長しているのは『ジンネマン』のおかげだろう。

 一時は『アナハイム』で再調整を受け娼婦時代の経験から男への憎悪と元々のガンダムへの憎悪を増幅されてガンダムキラーとなり再登場したが、自身も『ガンダム』に乗っているという矛盾から発狂後、意識不明のまま再び『ジンネマン』に保護される。

『ジンネマン』と『マリーダ』の関係は、作品の要だね。

 最終戦では応急処置した『クシャトリヤ』で出撃し、『リディ』の『バンシィ』に堕とされた。

 彼女の意識に諭される様に『リディ』は呪縛を解き放ち『バナージ』と共闘する。

 きっと物理的には存在しない『虹の彼方』へ向かった…のかな?



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