第18話 ジャブロー降下作戦
0087年5月11日
『エゥーゴ』の出資者、特に『アナハイム』は活動の成果を求めていた。
小競り合いより華々しい戦果を求められ決行したのが『地球連邦』の本部『ジャブロー』の占拠である。
『クワトロ』は反対したのだがスポンサーには逆らえない。
結果だけ見れば降下作戦は成功したが、『ジャブロー』すでに放棄されており降下部隊と残存部隊を核で一掃するという罠であった。
『クワトロ』がそこまで読んでいたのか解らないが彼の危惧は的中したのである。
ちなみに核の爆発の事実は降下している『ティターンズ』部隊にも知らされていなかったという『地球連邦』のクソっぷりが遺憾なく発揮された罠である。
この降下作戦と核爆発により民間人は『地球連邦』が一枚岩ではないと知ることとなる。
それまで『エゥーゴ』は『ジオン残党』という認識だったのだ。
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