第12話 グラナダ条約締結 

 0080年1月1日 ハッピーニューイヤー‼

『ア・バオア・クー』を陥落させた『地球連邦』いよいよ『サイド3』かと思われますが、『ジオン公国』から和平交渉を持ちかけられます。

 何を今更…と思いつつ、疲弊しきっているのは事実、ラッキーとばかりに応じます。

『ザビ家』壊滅(ミネバ除く)を受け『ジオン公国』首相『ダルシア・バハロ』生前の『デギン』から和平交渉を託されていた人物です。

『ザビ家』壊滅、そして敗戦のタイミングで動き出したのです。


『ジオン公国』は『ジオン共和国』として国家として認めるかわりに地球の属国扱いです。

 まぁ50億の犠牲を出した開戦を考えれば寛容な処置です。

 事実上『ジオン』は『地球』の子分なわけで、コレに反発した残存兵はアチコチで小規模なテロを行うわけです。

 終戦後も『ジオン・ズム・ダイクン』『ギレン・ザビ』の意思、思想を受け継ごうとする者により戦争は終わらないのです。


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