第2話 シャア・アズナブル

 A型のシャア

 若さゆえの過ちは犯さない。

 そもそも戸籍を奪って入隊とかしない。

 でも『ザビ家』は許さない…から入隊。

『キャスバル』の名で堂々と志願する。

 戦場のドサクサで『ガルマ』を葬らない。

 やるなら完全犯罪‼

 戦争の勝敗とか無関係に復讐だけは完遂する。

 けど…NTに覚醒もしない。


 B型のシャア

 復讐のために志願するけどザクⅡに乗るのが楽しくて復讐とか忘れちゃう。

 先行量産型? 高機動型のほうがいいな~。

 次々と乗り換えて戦果も上々。

 なんか出世して『ザビ家』のパーティで、ふと思い出す。

 で…実は『キャスバル』ですとか壇上から高らかに宣言。

 会場の「またまた~」とかの空気のなか、迷わず発砲。

『ザビ家』は滅亡するし…指揮系統を失った『ジオン軍』壊滅するし。

 残党とゲリラが乱立する混迷の宇宙世紀が到来する。


 AB型のシャア

 日に日に募る『ザビ家』への復讐心で胃を痛める。

 上司『ドズル』の通信に出る前後に胃薬がマスト。

『ガルマ』と再会、

「なんか痩せたなシャア」

「ふふふ…キミのせいだよ…いやお父様のせいかな」

「キャスバル坊や…なんか痩せたか?」

「復讐なんてどうでもよくなりますん‼」

 順番に葬り敗戦を迎えるころには打倒『アムロ』という新たな目標が…。

「アイツ、マジ許さん」

 2人で仲良く宇宙に溶けこむまで胃潰瘍に悩まされ続ける。


 O型のシャア

 志願したら案外『ガルマ』と仲良くなっちゃう。

「彼、良いヤツだよね」

 なんかスクールでも人気者、校長『ドズル』の評価も上々。

 退学することもなく無事卒業。

「へぇ~アレが連邦の新兵器か~」

 偵察とか面倒なことは、すっ飛ばして『ホワイトベース』ごと『V作戦」丸ごと強奪。

『連邦軍』『GM』の開発に大幅な遅れをとり、戦況を変えるに至らず。

『ジオン軍』の量産型ガンダムに駆逐されまくる。

 その戦闘には赤いガンダムに乗って先頭を突っ走る彼の姿が…。

「アレが赤い彗星か」

『ジオン軍』を勝利に導き『ガルマ』と乾杯。



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