血液型診断 もしも~型だったら編

第1話 アムロ・レイ

 A型のアムロ

 そもそも『ガンダム』に乗らない。ちゃんと避難指示に従う。

 乗っちゃった場合は、『ブライト』に逆らわない。

 キチンと命令に従う。

『ガンダム』ごと逃亡とか銃殺レベルの事件は起きない。

 1年戦争終結後も軟禁されずに順調に階級をあげて退役する。

 アクシズで消息不明とかならない。

 なんなら落下も致し方なしと現実を受け止め見送る。

「いっちゃった…アクシズ…地球の人…ドンマイ」


 B型のアムロ

 迷わず『ガンダム』に乗る。

 命令を待たずに出撃しまくる、結果は出すので褒められると思っているが怒られて凹む、で…逃亡するけど銃殺の危険を察知してホワイトベースに発砲。

 そのまま『ジオン軍』へ鞍替えする。

『赤い彗星』と『白い悪魔』2トップで連邦軍を駆逐。

 でも物量に勝てず敗戦を迎え、『アクシズ』に逃げたまま隠居。

「あの時の俺、凄かったんだよマジで神‼」


 AB型のアムロ

 淡々と戦績を積み上げるエース。

『ガンダム』のカラーを勝手に変えて怒られる。

「MSってアートだよね」

 なんか変なモテ感だしてくる。

 モテそうでモテないのは、たまに裏の顔が見え隠れするから?

 でも自分では『フラウ』も『セイラ』も俺のモノ、なんなら『ララァ』も俺のモノ。

『シャア』に負けてもクールを装うが内心はドロドロ…。

「次はベッコベコにしてやるー‼」

 自室で暴れる。

『ブライト』に怒られて、その場はゴメンするけど、頭上げた途端に舌打ち。

「チッ‼ 俺がいなけりゃ沈んでますっての」


 O型のアムロ

 とんでもねぇ速さでNTに覚醒する。

 ジャブロー入港あたりで『ガンダム』をポンコツ扱いしだす。

「もう装甲とか盾とかいらない」ポイッ

 フレーム・センサー剥き出しで突っ込んでくる姿に『ジオン軍』は恐怖する。

「来たー‼連邦のフル・フロンタルだー‼」

 たまに出撃を拒否ることがある。

「今日はダメなんだ…ブライト…」

 数日後、嘘のようにテンションが回復する…限界突破して怖いくらい。

 戦績は運ゲー。

 ダメなときは、ホントダメで剥き出し『ガンダム』大破

「ガンダム壊したからなんなんですか? 俺、ジムでもイケますよ」


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