任侠を混ぜたらこうなった編

第1話 鉄と血と

「ねぇ次はどうすればいい…オルガ」

『ミカ』と呼ばれた小柄な少年が『オルガ』と呼んだ少年に尋ねる。


 彼等は火星の最下層で生きる少年たち。

 地球の植民地、その立場から独立しようと運動が高まっている矢先に『クーデリア・藍那・バーンスタイン』という少女の護衛の任が舞い込む。

 少女は大学在学中に独立運動家の会合『ノアキスの七月会議』を成功させ労働者から『革命の乙女』として、治安維持部隊『ギャラルホルン』から、危険視されていた。

 民間の警備会社に身を置く少年たち彼らは参番組に属し自らをネズミと卑下するような扱いを受けている。

 火星独立運動の指揮をする『クーデリア』はその警備会社『CGS』に身を置くが『ギャラルホルン』の攻撃を受ける。

『モビルワーカー』で迎撃にでる参番隊。

「私は死ぬのですか?」

 自分の行動が死を招き、また目の前の少年たちの命を楯にしている状況を飲み込めない『クーデリア』16歳で大学を卒業した才女ではあるが、あまりに社会を知らない。


 その状況で現場を放棄し撤退する大人達。

 逃がすわけもなく撤退する壱番組を追う『ギャラルホルン』

 その監視官として派遣された『マクギリス・ファリド』『ガエリオ・ボードウィン』は3機のMSが投入されていた。

「どこにも逃げ場なんかねぇぞ、なぁミカ」

 参番組隊長『オルガ・イツカ』(前髪ブーメラン)が小柄な少年に声を掛ける。

『三日月・オーガス』は応える。

「うん…次はどうすればいいの?オルガ」

 モビルワーカーとMSの性能差は圧倒的で、まるで相手にならない参番組。


『オルガ』には策があった。

 彼らが施されている『阿頼耶識』で起動する災厄戦時のMSを起動させる。

 駆逐されていく参番組。

「こんなところじゃ終われねぇ‼」

 MSを前に吠える『オルガ』の前に現れた巨大なメイスを振りかぶったMS。

 一撃で『ギャラルホルン』のMS『グレイズ』を一機破壊した。

『三日月』の駆る『ガンダム・フレーム』を前に昔を思い出す『オルガ』

 自分に従い人を殺す『三日月』

「ねぇ次はどうすればいい…オルガ」

「決まってんだろ…行くんだよ」

「どこに?」

「ココじゃないどっか…俺達の本当の居場所に」

「行こう…俺達皆で」


 コレはガンダム史上、最も怖い主人公の話…。

 そして…第壱話EDで桜雪が泣いたガンダム。

 内容は好きじゃない。

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