ガンダムってキャラ濃いよね

第40話 グリプス始動

　うっかり人さらいをしている『アーガマ』そう『ロザミア』を乗せたまま出航しています。

『アーガマ』では『ロザミア』が無邪気にはしゃぎますが『エマ』のことは嫌います。

　きっと『パワハラ』をする人だと感じたのでしょう。

　ブリーフィングルームに顔をだす『ロザミア』様子のオカシイだけじゃないことは、さすがの鈍感な『アーガマ』クルーも感じています。

『カミーユ』は無意識に強化人間と判断していたようで、うっかり口にも出しています。

　どうみても『カミーユ』の妹には無理があるのです。

『シンタ』『クム』と遊んでいるくらいならいいのですが…。

『ハサン』に検査をさせようという『クワトロ』

「クワトロ大尉がおっしゃるとおりロザミィは強化人間とでも言うのですか？」

「私はそうは言ってないぞカミーユ？」

『カミーユ』がそう思っているというより『クワトロ』の思考を読んでしまったというほうが正解なのでしょう。

　本人が急激なNT能力の広がりに付いていけてない…コレが最終話の悲劇に繋がる気もします。

『カミーユ』が最強のニュータイプと位置付けられるのは、この成長速度からなのか？ まぁ系列主人公の中でもトップクラスに序盤から悲惨な環境でしたからね。

『ファ』に『カミーユ』のこと『ファ』のこと何でもいいから教えてとせがむ『ロザミア』強化人間特有の頭痛の緩和なのでしょうか？きっと記憶の混乱が起こるのでしょう緩和するために記憶を仕入れないと不安定になる。

　彼女の場合『兄』がキーワード。

『フォウ』は『本当の名前』だった。

　一方『シロッコ』と『レコア』勧誘中です。

『ドゴスギア』で勧誘活動を終えた『シロッコ』は『パラスアテネ』で『ジュピトリス』へ戻り『レコア』に『メッサーラ』を置いていきます。

　コロニーをレーザーに改造したという情報の真偽を確かめるために出撃する『アーガマ』MS隊。

　その索敵に出撃する『レコア』

　戦闘の最中『メッサーラ』のパイロットを『サラ』と勘違いしていた『カミーユ』大混乱。

『エマ』も『レコア』だと知って混乱しています。

『エマ』『カミーユ』を引っぱたくわ『ロザミア』を突き飛ばし怒鳴るわ、元『ティターンズ』は伊達じゃない。

『レコア』から『コロニーレーザー』は完成したと聞いた『カミーユ』そのことより『レコア』の裏切りにキレる『エマ』オマエにだけは言われたくない。

『レコア』からの情報を信じる『ブライト』

「そうでなければ救いがない」

　その通りです。

　そして試射としてサイド2　18バンチにに穴を開けるコロニーレーザー。

　40％の出力だそうですがコロニーには大ダメージ必須。

　ちなみに『アーガマ』も射線上ですが脇を貫いていきます。

「何て事をやってくれるんだ、奴等は!モビルスーツ隊の発進を中止させろ。本艦は全速でこの空域から離脱する」

『ブライト』迎撃を諦め『アーガマ』を後退させます。

『クワトロ』の言う通り手遅れです。

「一人の人間の力で、あれを止める事なんて、出来やしない」

　様々な感情を感じることができるようになった『カミーユ』誰よりも深く状況を認識していたのです。