第30話 ジェリド特攻

『アナハイム』の『メラニー』会長と密会中の『ウォン』と『クワトロ』その目的は『アクシズ』である。

『シャア』の本心を探る『メラニー』

「ミネバを立てる残党に志はない」

 言い切る『クワトロ』ですが…そう簡単な相手でもないのです。

『シャア』の名で『アクシズ』を抱き込めるとは思えない。

 しかし…動き出した以上、『ティターンズ』と手を結ぶなどさせられない。

 厄介な存在なのです。


『アレキサンドリア』では『ヤザン』隊が出撃します。

 20機ほどのMS隊、『アーガマ』『ラーディッシュ』からMS隊を引き剥がし『ジェリド』『マウアー』2機の奇襲で艦を落とす作戦です。

 自分の隊が囮だと知らない『ヤザン』楽しそうです。


「俺はカミーユを倒さない限り、一歩も先に進めない男になっちまった。あいつは俺にとって壁なんだ!」

 自業自得の『ジェリド』

 そうオマエが『Z』に固執するせいで『マウアー』落とされます。


 そうとはいえ『ガディ』の思惑通りに動かされる『ブライト』廃コロニーを楯にしようと移動しますが、そこには『ジェリド』と『マウアー』が待ち構えています。

『カミーユ』が『アーガマ』援護に引き返します。『ファ』の『ネモ』も追従。

『カミーユ』は『ジェリド』の相手をします。なんか手強い。

 フリーの『マウアー』の前に『エマ』が‼なぜ?


 作戦を察知されて完全に無視された『ヤザン』…なんか可哀想。

『エマ』が『アーガマ』の護衛に回り『ファ』が被弾箇所の消火に回る。

 そこに遅れて『ヤザン』もう『アーガマ』絶体絶命。

 というか『ガディ』の作戦は滅茶苦茶。


 結局、『カミーユ』は『アーガマ』の苦戦を悟り、『ジェリド』を無視。

『カミーユ』に固執して『アーガマ』を無視した『ジェリド』は追従するも必至の『カミーユ』覚醒です。

『マウアー』も『カミーユ』を追いますが…『カミーユ』『ジェリド』またもビームライフルの交差‼

 即座に追撃する『Z』

「自分の身体を楯にするのか‼」

 立ち上がりに遅れを取った『ジェリド』の盾になった『マウアー』…死亡です。

「守ってみせるって言ったろ…」

 気迫を纏い迫る『ジェリド』の『ガブスレイ』アッサリと2発被弾…。

 しかし爆発しません‼ 脚部は無くても大丈夫。

『ネモ』を2機落とし『アーガマ』に襲い掛かる『ジェリド』

 作戦を思い出したのです。

「あっ…俺アーガマ落とす係だった」

『Z』を跳ねのけ『ジェリド』特攻‼


 思わず『エマ』を呼び捨てにする『カミーユ』

「あれは普通じゃない‼」撃ちまくる『Z』『MK-Ⅱ』

 被弾しまくる『ジェリド』…撤退しました。

 よく機体持ったな…運のいい男です。


 ちょっぴり『ジェリド』の気迫にビビった『カミーユ』でした。



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