第19話 ユウナ・ロマ・セイラン

 親同士が決めたカガリの婚約者。

 いとこ同士でもあるようだが、カガリは養女だから血縁上は他人である。

 大西洋連邦が中心となった地球連合加盟各国との世界安全保障条約への参加を求められ中立維持を訴えるカガリを「国はあなたのオモチャではない」と言い放つ。

 このあたりは大人の振る舞いを感じたが、結婚式でキラにカガリを奪われてからはキャラが崩壊していく。

 カガリを奪ったキラにオーブの兵士が敬礼しているあたり、支持は得られていなかった。

 将の器ではないようで作成名に拘ってみたり、部下に殴られたり、デュランダルのシナリオどおりに動かされた道化で終わってしまった。

 オーブがガタガタになった頃、アカツキに搭乗したカガリに助けを求めるが、口車に乗せられ拘束されてしまう。

 最後は連行途中に逃亡を試みて撃墜されたグフイグナイテッドの下敷きとなり死亡。


 後ろ盾が無いとペラペラの人間性が露呈しちゃう、そんなお坊ちゃま。

 会社にいそうなタイプである。

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