第17話 チャンドラ・シジーマ

 ネオインドのガンダムファイター。

 宇宙人である。

 嘘である。

 しかし、その肌は緑色で腕の関節は無いかのように長く、よく曲がる。

 そもそもの移動手段が巨大なコブラを笛で操り頭部に座って移動する。

 もう人間とは思えない。

 乗っているガンダムは『コブラ・ガンダム』…なんか可動範囲が極端に狭そうなフォルム、もうヘビ型でいいじゃん。

 巨大なヘビ型ポッドから飛び出すだけのガンダムである。


 恐ろしいのはガンダムではない。

 この謎の宇宙人がガンダムファイターとして国の代表に選ばれちゃうという国そのものなのである。

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