第39話 名瀬・タービン
『テイワズ』の下部組織『タービンズ』の代表。
フリーの運び屋から、のし上がった男、下部組織でありながら『テイワズ』代表『マクマード・バリストン』と親子の盃を交わしているほどに信頼されている見た目と裏腹の武闘派である。
強襲装甲艦『ハンマーヘッド』というハーレムを所有している。
クルーである女性を平等に愛し、子育てをするという立派なようでダメ人間でもある。
執着が無いのか、ハーレムの女性が他の男性と交際するのも容認しているし出ていくのも自由、ハーレムの基本方針は社会的な女性の自立である。
お眼鏡に適わなかった場合は許さない気もする。
基本が武闘派なだけに『鉄華団』に対する同調は強く、『オルガ』とは兄弟の盃を交わすほどであったが、彼と敵対していた『ジャスレイ』の策略で『イオク』と交戦状態に入ることになる。
『バリストン』へ盃を返し、交戦状態の中、第一夫人である『アミダ』を残し他の女性を退艦させ投降するも無視され脱出艦にまで攻撃を加える『イオク』のやり方に激昂、『アミダ』の最後の一撃を見届け、自らも『ハンマーヘッド』で『イオク』に特攻をかけるが…失敗し爆死。
ジャパニーズ・ヤクザ・ムービーのお手本のような散り様であった。
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