第38話 メリビット・ステープルトン
金銭感覚に疎い『鉄華団』に『テイワズ』から派遣され女性。
ココに派遣されるくらいだから『テイワズ』の裏の部分を理解しているのだろう。
無学な児童の集まりである『鉄華団』には辟易しながらも、しだいに馴染んでいくのだが…そこはかとない不安は増すばかりなのである。
子供ゆえの仲間意識で組織が動いていく怖さを実感しているのは彼女だけなのだ。
『オルガ』というリーダーのもとに、組織は感情任せに動き出す…勘定しに来たのに…。
大人として、その暴走を止められない現実の中『おやっさん』と付き合うという、頭と下半身が別駆動する女性。
結局、『鉄華団』というより『おやっさん』の隣で最後の出撃を見届けたのである。
戦後は幸せに暮らしてます。
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