第24話 ジャスレイ・ドノミコルス
『テイワズ』の専務取締役。
『名瀬・タービン』とは相反する男で、難癖つけてくる男。
直系企業の取締役を務めている以上、経営者としてはそれなりなのだろう、危ない橋は渡らないタイプのように思える。
こういう小心者が動くときは大体、嫉妬であり、その結果は自滅と…お約束の運命を辿る。
指の10本や100本くらいつめるとその場しのぎの言い訳をする男、そんな男の命乞いなど『鉄華団』には通じないのである。
ただ困ったことに、こういう人間が画策しだすと、大概、災いを呼び込むもので…MAを起動させる発端を作っちゃったりして…できるトップの直下は、こんなものである。
一応『テイワズ』No2なんだよ。
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