第21話 サイアム・ビスト

 ビスト財団、初代創始者であり宇宙世紀以前から生きているので96歳は超えているわけだ。

 冷凍睡眠を繰り返すことで命を繋いでいる。

 創始者は健在で孫が2代目になるわけだ。

 奇跡の確率で『ラプラスの箱』を入手したラッキーボーイ。

 この『ラプラスの箱』を切り札に裏社会でのし上がる。

 アナハイムの専務であるビスト家の娘と結婚して婿養子となり、マネーロンダリングのためにビスト財団を築く。

 冷徹な面をもつ男で自身の子を殺害し孫に2代目を継がせたり、ビスト財団の存続を第一と考える利己主義全開である。

 この子殺しが孫のマーサを歪ませる要因となるわけで、創始者が混沌と混乱を招いているビスト家の闇である。

 なんだか最後は良い人みたいな感じを醸し出すが、箱はNTに託すとか寝ぼけをかます老害。

 結局、ひ孫に渡すとか…なんかもう…永眠してくれ…爺さん。

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