第8話 スベロア・ジンデマン

 この作品を通して、父性の人である。

 バナージには乗り越えなければならない壁であり、マリーダには心の支えであった。

 偽装貨物船『ガランシェール』の艦長。

 信頼に足る人物であり、グリプス戦役ではミネバの護衛をシャア直々に頼まれている。

 そのせいでミネバからの信用も高い。

 家族は連邦に虐殺されており、マリーダには娘のような感情を持ちながら、一線を引いて接している。

 娼婦であったプル・トゥェルブに「マリーダ」という名を与えて保護したが、この名は実娘「マリィ」から付けられている。


 敵味方が入り乱れる戦線の中で、フルフロンタル指揮下、ジオン兵士としての責を果たそうとするが、マリーダの「お父さん」の一言で、進むべき道を見出す。

 ミネバの直属としてネェル・アーガマに協力し戦線を生き延びる。


 やはりガンダムの当たり外れは、おっさんがカッコいいか否かで決まる。

 本作品で一番かっこいいオヤジである。

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