もふもふが良い。

草詩

はじめに。

 ふんわりとしなやかに、さりとてしっかりとした手触りで暖かく包み込まれる。

そんな毛並みに、私は会いたい。

 私は自分のみ認めるマイスターである。いや、私のことはどうでもいい。

 今日語るべきことは決まっており、その命題を前に個人の事情など差し挟む余地などないのだから。


 毛である。何か、は重要ではない。

 何物のものであれ、至福の時を授けてくれるその恩恵に差はないのである。

 今日はこの場を借りて、少しばかり我が矜持を語らせていただくとしよう。

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