第27話 脳、ノーノー

 やあ、おいらです。


 またやってしまいました。睡眠薬を早く飲みすぎて、日付も変わらないうちに覚醒。このままじゃ、もう眠れないから、追い鰹つゆならん、追い睡眠薬をするのです。体に悪いなあ。でも、眠れないのはもっと体に悪いから、と言い訳するおいら。

 人間ってどれくらい眠らないと死んでしまうんだろう。ここでWikipediaを検索するのは簡単だけど、なんかかったるい。何日でもいいや。ここで肝心なのは、眠らないと、体にダメージを受けて死んでしまうのか? 脳みそにダメージを受けて死ぬのか? のどちらかだろうということだと思うんだな。これが。

 体のダメージが原因ならば、心臓を初めとする内臓が多機能不全に陥るんだろうな。それには結構時間がかかるような気がします。言って見れば老衰と同じことでしょう? 違うかな。一日や二日で死ぬことはないと思います。なんか映画で、何百日も眠れない男の話をやっていたから、かなり、長生きできるのかな。でも、ガリガリに痩せきって、精神にも異常をきたしている感じでした。その人は“象も倒す”睡眠薬を処方されなかったのかな? それでも眠れなかったのかな? 飲んで、眠れなかったら重症ですね。ちなみに“象も倒す”睡眠薬は危険なので製造中止になったそうです。

 これもテレビで見たのだけど、インドかどこかに何十年も眠れない人がいて、その人は一日一時間、横になって体を休めているそうです。


 一方、脳みそはノンレム睡眠を取らなくては休むことができません。脳はそれ以外の時、働きづめなのです。ぼーっとしていても、脳は働いているのです。それを休めずに、酷使していたらショートして、何らかの支障が出ると思います。おいらは二日寝られなくて、三日目の夕方、発狂しました。眠れない恐怖感が脳を覆い、パニックになったのです。これは死ぬと思いました。慌てて、レキソタンを飲んで、その場をしのぎました。幸い、十五分で効いてくれたので助かりました。脳は奥が深い。何が効いて、何が良いのかよくわかりません。


 おいらは約五年間、睡眠薬を飲んでいます。自力ではもう、眠ることはできないように思います。考えてみると、それは恐ろしいことです。人間の欲求の一つ、睡眠欲がなくなってしまったのです。大げさに言うと、人間ではなくなってしまったということです。化け物です。睡眠薬を飲むなら、催眠術をかけられて、眠った方がましですな。どこかに、いい先生いませんか?

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