第24話 病気と読書

 やあ、おいらです。


 前回、夕方に『笑点』観てから睡眠薬でふて寝したんですよね。そしたら午後の九時にパッチリ目が覚めちゃいました。どういうことだ! 八時間は眠れるはずなのに、サイレース。おいらは考えました。「もう今日は寝るのを諦めて、完徹するか」もう一人のおいらが応えます。「明日がきつくなるぞ」「そうだね。明日は畑に行かなくちゃならないからね」「どうしよう」「ここはミラクル作戦だ」「なんだそりゃ?」「もう一回睡眠薬を飲むんだ」「危険じゃない?」「今の睡眠薬は安全だ」「そうなんだあ」


 脳内一人芝居におつきあいいただき、ありがとうございます。おいらはちょっとルール違反ですが睡眠薬を再度飲みました。古賀先生には内緒ね。


 睡眠薬を飲むとこのエッセイもどきが書きたくなります。心がリラックスするからでしょうか? 眠くならないうちに書きましょう。


 今回のテーマは病気と読書です。読書といってもおいら馬鹿だから学術書は読めません。ちんぷんかんぷん。もしかしたら不眠症が治って眠れるかも。今度挑戦してみよう。話が逸れましたが、当然、おいらが読むのはミステリーを中心とした、エンターテインメントです。ライトノベルは読みません。カクヨムメンバー失格ですね。でも読まん。だって、おっさんだもん。(くまでいうと三歳)


 病気の方は十年前にパニック発作を起こし、それが社会不安症に名前が変わり、結局、鬱病の薬を飲んでいるうちに、激躁に躁転して暴れまくり、鬱転して今に至るという経路を辿っています。躁状態には五年以上なっていません。おいらは処方されていた薬物のせいだと思っています。そのヤブ医者とは縁を切りました。


 さて、病気と読書ですが、鬱の時は全く読めません。つまらないんです。集中力が続かないんです。一冊の本を一ヶ月、二ヶ月かけて読む感じです。内容も、あんまり頭に入りません。辛かったです。


 躁状態の時は読んでも、同じ文章をなんども目で追ってしまい、話が進みません。わけわからなくなって読むのをやめてしまいます。


 パニック発作の時は、発作の大きさにもよります。小さければ、パニックから気を紛らわすことができるので、思ったより読むことができます。もちろん、発作が大きければ、居ても立っても居られないので、読書なんかしていられません。気絶するのを待つだけです。


 今はどうかというと、アモキサンという薬が効いているようで、パニックの数が減っているので、読書ができます。でも全盛期の一日二冊はとても無理です。おいらの脳は薬で衰退しているのでしょう。


 ああ、眠くなってきました。駄文にお付き合いくださりありがとうございます。

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