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カメラの前でもう一度ウインク。一段落してから表情を崩して、肩で小さく息をしながら、疲れたと楽しいが混ざった顔で両手を振る。
「ありがとうございましたぁ~!」
鼻にかかった甘ったれた声で挨拶してから、律義にお辞儀。
生放送の中継がメインスタジオに移ったことを確認して頭を上げる。
と、同時に近くにいたスタッフに、「お疲れ様でした~」と挨拶を連発して、手渡されたタオルで汗を押さえ、せわしなく前を歩くマネージャーの後に付いてメインススタジオへ移動。
「みるくちゃん、お疲れ様。今日のダンスとっても良かったよ! 今日は初お披露目だったのに決まってたね」
「ありがとうございます。今日の為に凄く練習したので、褒めてもらえて嬉しいです!」
メインスタジオへ着くと急いでメイクとヘアを直してもらい、ひな壇の一番上の一番端に腰かけた。
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