5秒後君と僕は
asa
いつまでも続く
遅刻するー
電車に駆け込むと肌が白く透き通っている女の子がいた。
僕はその子の前に立って次の駅まで待った。降りたくないなこの子も降りればいいのになぁ。
「次は坂倉駅ー坂倉駅ー御料車ありがとうございました」
僕はこのアナウンスがもう少し喋って欲しいと初めて願った。
そんなことは起こるはずはなくついてしまった。
ー次の日ー
今日も会えるかな会えたらいいなぁ
いつの間か僕は電車出会うその子のことを考えていた。昨日会ったその時からずっと気になっていたんだ。
授業中も、先生の話とか友達の話なんて聞いてなかった。そう言えば先生帰りになんか言ってたなー
なんだっけ?
電車が来た。今日も昨日の場所に座ってるかな。挨拶しようかな。まだ、早いか。あっ。いた。どうしよう今日は隣があいてる。
「隣いいですか?」
声かけっちゃったよなにしてんだ俺は
「はいあいてますよ。」
声きれいだな
隣に座ってる。神様ありがとうございます。でも、心の準備出来てなかった
「次は坂倉駅ー坂倉駅ー御料車ありがとうございました。」
よし。今日も頑張ろう。
ーまた次の日ー
今日はさすがにいないよな
やっぱいないよな
「次は坂倉駅ー坂倉駅ー御料車ありがとうございました。」
3日連続はないかー
「あっ。ごめんなさい。」
「こちらこそごめんなさい」
うそいたんだ。今日は違うところに乗ってたんだ。こう何回も会うと運命って思うっちゃうよ。どうしようこれは
あの人のハンカチじゃなかな
「すみません。ハンカチ落としませんでした?」
「ありがとう。拾ってくれてこれ大事なハンカチなの」
そうなんだ届けてよかった
また明日はどうなるだろう。
なんか段々僕は君のことを考えている時間が増えて、いつの間にか好きになっていたんだと思う。
ー出会ってから一週間ー
なんか最近会わなくなった。そして僕も彼女と会った記憶を忘れかけていた。そんな時、僕の高校に新しい先生が来た。その先生は、20歳くらいの女の先生だと言う。
全校集会で
「新しくこの学校に新任しました。
坂木 香織と言います。私は今まで大学で勉強していて、皆さんは私が、教師になって初めての生徒です。
これからよろしくお願いします」
ここまで僕は気づかなかったさすがに、僕のクラスの副担任になると気づいてしまう。
「今日からこの2-4の副担任になりました、坂木香織です。」
「あー電車のおねいさん」
「君はあの時の」
ー放課後ー
「あのー坂木先生」
「これも何かの縁だと思って言います。僕は先生と出会ってからずっと気になって仕方がなかったんです。 だから僕は、先生のことが好きです。」
「私もね、君のこと気になっていたけど、君の事何も知らないし歳が離れすぎていると思うの。私達は毎朝電車出会う関係なの。困った事があったら遠慮なく言ってね。本当にごめんなさい」
初めての好きな人に初めての告白はやっぱりうまくいかなっかったでも僕は先生の諦められない。先生が僕のこと好きですって言ってくれる日まで、僕は待とうどんなに時間がかかってもいい。僕は先生のことを待つそう決めたんだ
僕の恋は終わらない。
目がさめるとあることに気づいてしまった。
5秒後君と僕は asa @ailes
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